SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にアニメーション部門新設 5分以上の作品募集
埼玉県川口市で開催されるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014の開催日程が、7月19日から27日までに決定した。今回よりアニメーション部門が新設される。
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今年で11回目を迎えるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、デジタルシネマに特化した映画祭として2004年より開催されてきた。才能ある映像クリエイターの発掘と新しい映像産業の発展への寄与を目的に実施されている。
また、今回よりアニメーション部門が新設されることがトピックになっている。これまでの長編部門(国際コンペティション)、日本の作品のみを対象とした短編部門(国内コンペティション)の2部門に、映像的表現のひとつ、そして映画製作でも注目されているアニメーションを加えることで次の10年の発展を目指す。
新設されたアニメーション部門は、短編部門(国内コンペティション)同様、日本の作品のみを対象とする国内コンペティションになる。部門新設にあたっては、より多くの日本のアニメーション作家にチャンスを掴む機会を提供し、多岐に渡るジャンルの才能を発掘・評価をするという。
また、国内外での上映機会を積極的にサポートするなど、若手映像クリエイターへの支援と国内映像産業の振興に全力を注ぐ。1月8日より、作品の公募はすでに始まっている。対象作品は、デジタルで撮影・編集されていること、上映が可能な5分以上の長さがあるものだ。応募作品からノミネート作品を選出、その中から最優秀作品賞、奨励賞などが決定される。応募の締切は3月3日(必着)である。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭では、これまで短編部門においてアニメーション作品も受賞している。2007年の鈴木専さんの『レッツゴー番長デッドオアアライブ完全版』最優秀作品賞をはじめ、2006年に岸本真太郎さんの『tough guy!2005』(奨励賞)と栗田やすおさんの『緑玉紳士』(審査員特別賞)、2007年のあかね丸『あかね雲-初恋-』(奨励賞)、2009年の中田秀人さん『電信柱エレミの恋』(奨励賞)、2010年の村田朋泰さん『家族デッキ』(奨励賞)などが存在感を示していた。
[真狩祐志]
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭
/http://www.skipcity-dcf.jp/
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