花開くコリア・アニメーション2014が名古屋でも 「はちみつ色のユン」を初上映
大阪、東京と巡回してきた花開くコリア・アニメーション2014が名古屋で開催になる。今回は、欧韓合作による長編アニメーション『はちみつ色のユン』の上映もあるので注目だ。
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花開くコリア・アニメーションでは例年、韓国の映画祭インディ・アニフェストから短編作品のセレクション上映や韓国から作家を招いたトークショーなどを行っている。インディ・アニフェストは、韓国のアニメーション作家にとって登竜門的位置づけにある
今回もインディ・アニフェストから韓国内外で活躍する作家が生み出したユニークな短編23作を紹介している。そのほか異色のミュージカル長編アニメーション『パタパタ』もある。
なかでも注目は、名古屋では初上映となる欧韓合作の『はちみつ色のユン』だ。本作は、国際養子を通じて家族のあり方について考えさせる作品である。
韓国では朝鮮戦争後、20万人を超える子どもが養子として祖国を後にした。監督を務めたマンガ家のユンさんもその1人で、まさに実体験をベースとした力作で真に迫る。日本ではアニメーション部門で大賞を受賞した第17回文化庁メディア芸術祭での上映があったが、この名古屋での初上映の機会に触れておきたい。
名古屋での上映のゲストは短編の『痛くない』でインディ・アニフェスト一般部門・優秀賞を受賞したキム・ボヨン監督、そして『はちみつ色のユン』を日本に配給・紹介するオフィスHの伊藤裕美さんになる。上映と合わせてトークを楽しむと理解が深まるだろう。
[真狩祐志]
花開くコリア・アニメーション
/http://anikr.com/
《animeanime》
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