「ゼロ・グラビティ」 2013年米国初の3週連続週末興行1位のメガヒット
ハリウッド映画の大作『ゼロ・グラビティ』が、12月13日に全国公開となる。10月4日より先に公開された米国では、すでに記録的な大ヒットとなった話題作だ。
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公開3週目も、米国週末興行ランキングで1位となった。これで3週連続第1位を達成した。2013年に3週連続1位を実現した唯一の作品である。
米国での興行収入は、1億6956万ドルを突破、世界興行収入は3億ドルに迫る。さらに今後、日本をはじめ、フランスやイギリスなどのビッグマーケットでの公開が控えてる。さらなる興行記録が期待されている。
本作は興行成績だけでなく、作品の評価も高い。第70回ベネチア国際映画祭のオープニング上映や、第38回トロント国際映画祭での特別上映では、世界各国から集まったメディアと批評家たちから称賛を受けた。
物語の舞台は地球から60万メートル上空だ。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生する。スペース・シャトルの船外ミッションを遂行していたメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキーは、宇宙空間に放り出されてしまう。
シャトルは大破し、他の乗組員は全員死亡。ヒューストンとの交信も断たれ、残った酸素はあとわずかとなる。漆黒の闇で二人をつなぐのは、たった1本のロープだけだ。次々と襲いかかる危機を突破し、地球に無事生還することができるのかがサスペンスたっぷりに描かれる。
作監督は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』や『トゥモロー・ワールド』のアルフォンソ・キュアロンが務める。主演は『しあわせの隠れ場所』のサンドラ・ブロックと『シリアナ』のジョージ・クルーニーの二人の名優の共演も話題だ。
オスカー常連のふたりだけに、アカデミー賞の早期予想サイトでは早くも最有力候補との声も挙がる。秋以降の賞レースの行方にも注目だ。
[高橋克則]
『ゼロ・グラビティ』
12月13日(金)全国ロードショー 3D/2D同時公開
/http://zerogravitymovie.jp/
《高橋克則》
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