ゲーム開発者の平均的実像が明らかに CESAが生活と意識に関するアンケート調査実施
8月19日、コンピュータエンターテインメント協会は「ゲーム開発者の生活と意識に関するアンケート調査」の速報を発表した。日本のゲーム開発者の平均的実像を明らかにした。
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調査報告は、有効回答数473件を集計した結果によるものである。このデータからは、日本のゲーム開発者の平均的実像が明らかにされている。
調査によればゲーム開発者の平均像はこんなかたちだ。主に男性で、年齢は34歳、4割が既婚、中堅のゲーム会社に正社員として勤務し、勤続7年、年収は522万円となっている。
自身の仕事の成果が上げられるか、成果を公正に評価されるかが不安である。そのストレスを感じつつも、現在の仕事には概ね満足しており、何よりもゲーム好きで生涯ゲーム開発者でありたいと願う“生真面目な職人気質”が窺える。
具体t的には、性別では男性が全体の85%を占める。また、最終学歴ではゲームスクール・専門学校卒が全体の約4割、大学卒36%、大学院卒が12%程度だ。
ゲーム開発者になった理由では「ゲームを作るのが好きだから」が60%を超え、「創造的な仕事がでるから」、「自分の能力・個性が活かせるから」、「ゲームをプレイするのが好きだから」が続く。また、2/3以上が「働ける限り、ゲーム産業で仕事を続けるつもりである」と仕事に前向きだ。
調査の詳細は、今後データ分析を踏まえた詳細な報告書として数ヶ月後を目処にCEDECの公式サイトにて公開を予定している。
CESAは今後も、経年的に実施する予定だ。今後は、他産業や海外との比較なども考慮に入れ、ゲーム開発を取り巻く環境について明らかにすることを目指す。
[真狩祐志]
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
/http://www.cesa.or.jp/
CEDEC
/http://cedec.cesa.or.jp/
《真狩祐志》
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