タカラトミー 「LINE」玩具シリーズ、5月より展開 スマホ型グッズやリアルスタンプセット
タカラトミーは、2013年よりコミュニケーションアプリ「LINE」のオリジナルキャラクターの玩具を本格展開する。テレビアニメ『LINE TOWN-』が放映開始になったのに連動している。
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玩具のファミリー層としているこれまでの「LINE」のキャラクター商品のターゲットだった若者世代からキッズ・ファミリーに市場を拡大する。これは4月よりテレビ東京系でテレビアニメ『LINE TOWN -ラインタウン-』が放映開始になったのに連動している。国内で年間50億円の市場規模を目指す。
「LINE」は2011年にリリース、無料通話が出来る特徴を活かし、急激に普及した。すでに全世界でのユーザー数は1億4000万人を突破するほどの人気である。
当初は、通話アプリとしてスタートしたが、現在はコミュニティ機能やゲームなどのコンテンツ配信ポータルの役割も果たす。IT業界に大きなインパクトを与えている。
2013年になって「LINE」は、さらに大きなビジネス展開、躍進を目指し始めた。本格的なキャラクタービジネスである。キャラクターライセンスで定評のある小学館集英社プロダクションが、統括的にキャラクター事業を進める。
2013年1月にショートアニメ『LINE OFFLINE サラリーマン』、4月に30分枠のテレビシリーズ『LINE TOWN(ラインタウン)』をスタート、さらに「週刊ヤングジャンプ」、「週刊少年サンデー」でマンガ作品の連載を始めた。キャラクタービジネスで大きな役割を果たす、アニメとマンガを同時展開することで、ビジネスを大きく広げる。
タカラトミーの玩具展開も、こうした一環である。「LINE」の高い認知度→アニメ・マンガの展開・オリジナルキャラクター化→マーケットの拡大→キャラクターグッズの販売といった流れが見える。
「LINE」のキャラクターとしての強みは、圧倒的な認知度だろう。誰もが見たことがある認知度は、他のキャラクターに対して大きなアドバンテージを持つ。キャラクター展開でも、今回の玩具がスマートフォン型だったり、スタンプだったりとアプリの特徴と強くリンクしているのもこれを活かすためとみられる。
一方、アニメ化で得られるのはマーケットの広がりである。スマートフォンやアプリをあまり使用しない子どもたちをターゲットに入れることが出来る。そうした子どもたちは将来のユーザー予備軍にもなるだろう。万全の態勢でスタートした「LINE」のキャラクター展開は、その成否も含めて、今後も大きな注目を浴びるだろう。
LINE
/http://line.naver.jp/
LINE 玩具紹介ページ(タカラトミー)
/http://www.takaratomy.co.jp/products/linetown/
「LINE TOWN MY TOUCH(ラインタウン マイタッチ)」 (グリーン/ピンク/ブルー)
希望小売価格: 各6825円(税込)
発売日: 2013年8月8日(木)予定
対象年齢: 6才以上
販売目標: 年度内10万個
■ LINE TOWN メッセージシールメーカー (3360円/税込/5月30日発売予定)
■ オートミーS LINEキャラVer. 2種 (1785円/税込/6月27日発売予定)
■ LINE TOWN スタンプコレクション 2種 (1260円/税込/6月27日発売予定)
■ LINE TOWN 顔チェンスタンプメーカー (2100円/税込/7月25日発売予定)
■ LINE TOWN とびだす!LINE 3種 (1260円/税込/7月25日発売予定)
■ LINE TOWN ちびキャラスタンプ 全10種 (525円/税込/8月8日発売予定)
■ LINE TOWN つめちゃう!かおコロフィギュア 2種(各1890円/税込/8月8日発売予定)
《animeanime》
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