NYコミコン 来場者数過去最高の11万5000人にサンディエゴ・コミコンに迫る
10月11日から14日まで、ニューヨークのマンハッタンにあるジャビットセンター開催されたニューヨークコミコン(New York Comic Con)の来場者が過去最高に達したようだ
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米国では、アメコミや映画、SF、アニメーションなどをテーマとしたコミックコンベンションが毎年多数開かれている。その中でもニューヨークコミコンはトップクラスの規模を誇る。開催は2007年からと歴史は短いが、いまや東海岸最大、全米第2位の規模を誇る。
一方、全米最大のカリフォルニア州のサンディエゴ・コミコンは、近年、来場者数は発表していない。それでも、来場者数は13万人程度と推定される。数のうえでは両者は急接近していることになる。
勿論、販売されるチケット枚数に厳しい制限があり、半年前にチケット完売するサンディエゴと人口密集地にあり、交通アクセスのよいニューヨークの違いはある。それでも、ニューヨークコミコンがポップカルチャー業界で存在感を増しているのは確かだ。
ニューヨークの弱点は、映像関連企業に弱いことだろう。ブース出展を見ても、出版社は数も多く、規模も大きいが、サンディエゴで存在感のある映画会社、テレビ局はあまりみられない。
これは主催者のリード・エグジビジョン(イベントはReedPopのブランド)が、国際ブックフェアなどで出版業界に強みがあること、またニューヨークは出版社ビジネスの中心地という事情もあるだろう。一方、映画は西海岸・ハリウッドが中心で東海岸には足が向き難い。
しかし、2012年は、ゲーム分野が大きな存在感を発揮している。カプコン、Ubisoft、スクウェア・エニックス、バンダイナムコゲームス、マイクロソフト、任天堂、ソニー・コンピュータエンタテインメントなどが軒並み出展しているからだ。サンディエゴに続き、ニューヨークでもゲーム会社のコミックコンベンション進出が顕著だ。
また、サンディエゴで存在感の大きな玩具会社は、レゴが最も大きなブースを持っている。ハズブロは出展がなくマテルも控えめと、対応が分かれる。新興企業では、クラウドファンデインングのプラットフォームサイトKickstarterも、会場にブースを構えた。
ニューヨークコミコン(New York Comic Con)
/http://www.newyorkcomiccon.com/
《animeanime》
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