「ダークナイト ライジング」からはタンブラー 歴代バットモービル、コミコンに勢揃い
コミコン2012の会場で多くの来場者の目を惹いたのが、コンベンション会場の隣、公園の一角に並んだ6台のバットモービルである。バットモービルは、DCコミックの生み出したヒーロー・バッドマンの愛車としてお馴染みだ。
イベント・レポート
海外イベント
注目記事
-
2025年冬アニメ、一目惚れした男性キャラは? 3位「SAKAMOTO DAYS」坂本太郎、2位「薬屋のひとりごと」壬氏、1位は…
-
ディズニーのコミコン一押しは「フランケン・ウィニー」T・バートン監督もフル稼働
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】

そんな会場で多くの来場者の目を惹いたのが、コンベンション会場の隣、公園の一角に並んだ6台のバットモービルである。バットモービルは、DCコミックの生み出したヒーロー・バッドマンの愛車としてお馴染みだ。バットマンに相応しい重厚な黒を基調にしたデザインが、作品のアイコンとして強い印象を残す。
ただし、今回の6台はそれぞれ異なった独特のデザインを持っている。それもそのはずで、これらの車は1960年代のテレビシリーズから、クリストファー・ノーラン版「ダークナイト」3部作のタンブラー(The Tumbler)まで、実写映像の中に登場したバットモービルを一同に並べたものだからだ。
迷彩カラーのタンブラーといった珍しい車両もあり、会場では記念写真を撮るファンが後を絶たなかった。
ティム・バートン版『バットマン』、『バットマン リターンズ』のバットモービルは、漆黒でシャープかつミニマルなデザインでよく知られている。
1995年の『バットマン フォーエヴァー』版は、コウモリのイメージがより強く反映されている。車体全体にスケルトン状のデザインを採用、さらにコウモリの翼を思わるウィングを強調している。
『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』では、テレビ版の持つゴージャス感が復活している。こちらも車体の内部が透けて見えるスケルトンのイメージが踏襲された。
ノーラン版のバットモービルは、車というよりもあたかも戦車のように映る。兵器としてバットモービルが意識されている。人間ドラマとリアリズムを追求したノーラン監督の考えが、こうした部分にも表れているようだ。
今回の展示は、米国では7月16日に地上波ネットワークThe CWで放映された特別番組「ザ・バットモービル:THE BATMOBILE」のプロモーションを兼ねたものだ。バットモービルを切り口に、1930年代に誕生したバットマンのコンセプトから最新作までのシリーズの魅力を追う。
ニューウェーヴ・エンタテインメンとワーナーブラザーズが共同製作したこの番組は、日本では7月28日、米国では7月20日に公開になった『ダークナイト ライジング』の連動企画でもある。アメコミ原作の実写映画の大ヒットが続く米国のムーブメント盛り上げに一役買った。
『ザ・バットモービル』(The CWの番組紹介)
/http://blog.cwtv.com/2012/07/09/the-batmobile-documentary-special-premieres-monday-july-16-at-800-pm-on-the-cw-network/
《animeanime》
特集
この記事の写真
/