アードマン最新長編「ザ・パイレーツ!バンド・オブ・ミスフィッツ」プレミア上映 広島国際アニメフェス
8月23日~27日まで第14回広島国際アニメーションフェスティバルが開催された。8月24日には、ピーター・ロード特集と称した上映とトークが行われた。ピーター・ロードさんが、当フェスティバルにおいて国際名誉会長に就任したことから特集が組まれた。
イベント・レポート
アニメ
注目記事
-
「葬送のフリーレン」第2期スタート直前!深夜7夜連続で第1期ピックアップ放送が決定 「断頭台のアウラ」「また会ったときに恥ずかしいからね」ほか
-
ディズニーが語る、求める人材とは?広島国際アニメフェス 新作短編「ペーパーマン」も上映
-
長崎県、人気アニメ4作品と“リレー形式”で連動 舞台地域を周遊する聖地企画 実施中!!
本年はアニメーション映画監督、そして英国を代表するアニメスタジオ アードマンの共同創立者ピーター・ロードさんもその一人だ。アードマンはコマ撮り作品で知られ、日本でも『ウォレスとグルミット』シリーズでお馴染みだ。
そして8月24日には、ピーター・ロード特集と称した上映とトークが行われた。ピーター・ロードさんが、当フェスティバルにおいて国際名誉会長に就任したことから特集が組まれた。
「12歳の時に転校して隣に座ったデイビッドが今でもパートナー」とピーター・ロードさんは、初期の短編作品などを紹介しながら語っていった。
「16歳の時にアニメを造る実験をし、決まった趣味のようなものになった。これが2人のキャリアになってきて仕事の1つでもあり趣味の1つでもある」と、今に至る過程を順に追想した。
キャリアを可能にした2つの出来事は「プラスチックトイをアニメートしたことで得た開放感」、「人形で口を動かすことが出来たこと」だったと述懐した。
「プラスチックトイをアニメートしたことで得た開放感」は、絵を描くのが苦手だったため、それまでのセル画からコマ撮りを選択するキッカケになったこと、「人形で口を動かすことが出来たこと」は、実際にドキュメンタリーのように臨場感を持った音声をアニメーションにつけられることであると話した。
「スクリーンに映しだされた時は大きな驚きだったのを記憶している」。
そして特集の後の時間は、最新長編『ザ・パイレーツ!バンド・オブ・ミスフィッツ』も上映された。こちらは日本での公開が未定とあって大ホール前には長蛇の列が出来、人気スタジオ作品への関心の高さが窺えた。
[真狩祐志]
広島国際アニメーションフェスティバル
/http://hiroanim.org/
THE PIRATES! BAND OF MISFITS 3D
《animeanime》
特集
この記事の写真
/
