ウィキや2ちゃんまとめなどの「まとめサイト」、2割近くが1日何度もチェック 電通PR調べ
電通パブリックリレーションズ(電通PR)は18日、「まとめサイト」に関する調査結果を発表した。調査期間は6月16日〜17日で、15歳以上の男女合計10,000人(1都2府5県在住)が対象。その後、「まとめサイト」の利用経験者1,200人に対して、詳細調査を行った。
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まず、男女合計10,000人(男性4,359人、女性5,641人)に、「まとめサイト」の利用・閲覧経験の有無を尋ねたところ、全体で36.5%の人が利用・閲覧経験があると回答。男女で比較すると、男性は43.2%、女性は31.4%が経験ありと回答し、男性のほうが経験率が高かった。
続いて、利用・閲覧経験者1,200人(男性600人、女性600人)にその利用・閲覧頻度を質問。その結果、76.2%の人が1週間に1回以上「まとめサイト」を利用・閲覧しており、そのうちの18.5%が、一日に何度も利用・閲覧する“ヘビーユーザー層”だった。性・年代別に見ると、男性10代・20代、女性20代はヘビーユーザー率が3割以上にも上った。もっとも利用率が高かったのは男性の20代で、9割の人が1週間に1回以上「まとめサイト」を利用・閲覧していた。男性50代・60代以上も、約1割がヘビーユーザーで、7割以上の人が1週間に1回以上「まとめサイト」を利用・閲覧していた。
なぜ「まとめサイト」の利用・閲覧するのか、その理由を尋ねたところ、1位「暇つぶし」(48.2%)、2位「情報がまとまっていて見やすいから」(38.5%)、3位「マスメディアより幅広い、さまざまな情報を入手できるから」(38.2%)という結果になった。
どの「まとめサイト」を利用・閲覧しているか、いわゆるサイトごとの“視聴率”を聞いたところ、BEST3は、1位「ウィキ」(49.7%)、2位「NAVERまとめ」(38.4%)、3位「痛いニュース(ノ∀`)」(32.8%)、4位「ニュース2ちゃんねる」(30.8%)、5位「ハムスター速報」(29.7%)となった。誰でも編集に参加できるプラットフォーム型の「まとめサイト」が1位、2位を占めた。
なかでも、「2ちゃんねる」の話題をまとめた「まとめサイト」、いわゆる「2ちゃんまとめ」については、「書かれている情報に対して、いい悪いの判断はできない」(28.7% )、「世の中の声として受け止めている」(21.8%)が、1位、2位となった。「悪意を感じる」(5.8% )や「マスメディアより信頼している」(4.3%)なども挙げられており、あくまで“1つの情報”として冷静に捉えていることが伺えたとしている。
ウィキや2ちゃんまとめなどの「まとめサイト」、2割近くが1日何度もチェック……電通PR調べ
《冨岡晶》
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