怪獣キャラ番組「バ怪獣 ゴメラ」 新ビジネス目指す 世界4か国語配信も実施
クリエイティブカンパニーのIDAは、7月7日から怪獣キャラクター番組『バ怪獣 ゴメラ』(各5分全12話)をYouTubeで公開開始する。それに伴い予告映像を公開した。
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『バ怪獣 ゴメラ』は、キッズが楽しめるコミカルな怪獣番組だ。映像に先駆けて、6月1日より小学館の「てれびくん」で連載も開始している。小学館の「コロコロ・イチバン!」6月21日発売号でも連載を開始する。その本誌特典DVDには、YouTubeでの公開に先駆けて第1話が収録される。
『バ怪獣 ゴメラ』の脚本と監督は、プロデューサーでIDA代表の岡部淳也さんが担当する。岡部さんは「近頃の子供向け特撮キャラクター番組は、3歳から6歳対象と謳いつつも、そうなっていない。子供が単純明快に理解出来、喚起するコミカルな怪獣番組を製作したかった」と本作を生み出した意図を説明する。
また、玩具との連動した展開の番組が主になっているなかで、「あえて玩具を忘れたキャラクター映像を立ち上げ、そのキャラクターパワーからの玩具を欲してもらいたいという、昨今の業界から見れば馬鹿げた妄想を実現してみたかった」と構想の動機を明かす。
しかし、ビジネスを忘れているわけでない。これまでと少し違った、新しいビジネスモデルの構築を目指す。
キャラクターは、7月中旬から大手テレビCMへも出演、その後ソフビフィギュアのリリースも予定している。さらに撮影用の実物から複製された「着ぐるみ」を160万円で発売するなど、各種玩具やグッズも取り揃える。これらは自社での取り扱いにより、通常の版権収入3%から5%を超えるキャラクター販売収入を見込み
また、YouTubeでは今後、英語、スペイン語で視聴エリア限定管理により配信する。中国語圏内では、海賊版対策としてYoukuなどの同国の大手配信サイトで行う。
IDAは2010年に『Cat Shit One』(笹原和也監督)をYouTubeで全編無料公開して好評を博した。これはその後の米国CG映像協会(VES)での短編映画部門ノミネートやDVDの販売枚数2万枚超につながった。こうした実績とノウハウも、『バ怪獣 ゴメラ』に込められる。
[真狩祐志]
バ怪獣 ゴメラ
http://www.gomera.jp/
『 GOMERA 《 ゴメラ 》 』
構成: 全12話(各話5分間)
公開: 2012年7月7日( 土 )~終了未定
製作: 株式会社 IDA
CG製作: ライト&シャドー
造形製作: ゼペット
IDA
http://www.ida-entertainment.com/
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