「秘密結社鷹の爪」　吉田くんで「サントリーさん、あざっす祭」を5カ月開催

今年4月からNHKのEテレ「ビットワールド」内で新シリーズが開始された『秘密結社鷹の爪NEO』が好調だ。それに並行してYouTubeでも新シリーズ『鷹の爪.jp』を配信しており話題となっている。
その『鷹の爪.jp』で、シリーズスポンサーのサントリーを必要以上にに全面プロデュースする「サントリーさん、あざっす祭」が今月から始まった。9月までの5カ月開催する。

サントリーとのコラボレーションは、『鷹の爪』がブレークした翌年の2007年からと長い関係になる。同年に商品CMや広告のキャラクターとして起用を開始、2作目の映画『秘密結社鷹の爪 THE MOVIEII～私を愛した黒烏龍茶～』でサブタイトルのネーミングライツに応じた。
そして2009年のテレビシリーズ第2弾では「この放送は、ご覧のスポンサーの提供でお送りしますが、サントリーは提供しません」という非提供コール、勝手に商品を宣伝した「勝手CM」の放送など、破天荒で型破りなプロモーションも注目された。

今回も、そんなサントリーとの仲だからこそ実現した企画と言える。トピックは、今月からの『鷹の爪.jp』シリーズオープニング曲、提供クレジット、月替わりでのオリジナルCMである。
オープニング曲は、i-dep feat. Canaの「鷹の唄～ギリギリboys～」。クラブシーンで大絶賛の「i-dep」がCanaをボーカルに迎えた楽曲だ。i-depとCanaは、ヴィレッジヴァンガードで累計70万枚を売り上げるJ-POPカバーユニットSotte Bosseでもある。

さらに吉田くんが超大物クリエイターに映像制作をオファーしたことで、超絶のプロジェクションマッピングが実現した。今後はゲストボーカルの打診などで目が離せない。
提供クレジットは、今月は『歌う・大声量クレジット』が見どころだ。本格オペラ歌手の大合唱で本編より予算が注ぎ込まれているとの話もある。吉田くんはクレジットに各界のパフォーマーが続々と出演の名乗りを上げてくれることも期待している。

オリジナルCMは、主力商品をこれでもかと宣伝する。今月は発売されたばかりの「GREEN DA・KA・RA」をイチオシしている。
今後も世界征服そっちのけで、コンシューマーの行動とメディアの動向を鑑みてタイミングを見計らっていくそうだ。吉田くんの過剰なサントリーへの“偏愛”を応援していきたい。
【真狩祐志】

鷹の爪.jp　
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DLE　
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