アジアサーキット編放送直前　「カードファイト!!ヴァンガード」スペシャルステージ

3月25日、東京国際アニメフェア2012にて「『カードファイト!!ヴァンガード』スペシャルステージ」が行われた。このステージはブシロードのトレーディングカードゲームを原作として、2011年1月にスタートしたアニメ『カードファイト!!ヴァンガード』をメインキャストが振り返りつつ、4月から放送開始となる第2期「アジアサーキット編」を紹介するもの。

ステージには声優の代永翼（先導アイチ役）、佐藤拓也（櫂トシキ役）、橘田いずみ（戸倉ミサキ役）の3名が登場し、第1期のなかで思い出深いシーンをスクリーンで振り返った。
ステージのなかでも高い注目を集めたのが、4月8日からテレビ東京系にて放送開始となるテレビアニメの第2期『カードファイト!! ヴァンガード～アジアサーキット編～』の映像公開。おなじみのメインキャラクターがアジア各地を転戦していくという内容で、実際にシンガポールなどを中心としたアジア諸国でもカードゲームの大会や、アニメの放映を行っている『ヴァンガード』の海外戦略を、アニメのストーリー面から後押しするものとなっている。

メインキャストも第2期を前に「またアイチが成長し直していくというところで、すごく物語的にも面白い展開を迎えていくと思います。これから広がるヴァンガードワールドを応援していただいて、カードのほうもプレイして楽しんでいただければと思います」（代永翼）「これからもっと新しいユニットやキャラクターも増えて、世界に旅立っていった櫂やアイチ、ミサキたちがどう戦っていくのか、楽しみに待っていてもらえればと思います」（佐藤拓也）「第2期ではいろんな人と出会って、どんな展開になるのか楽しみにしています。衣装も変わるので、それ（コスプレ衣装）を着こなせるように体力作りに励んでいます」（橘田いずみ）と意気込みを語った。

そのほか会場で目立ったのは女性ファンの存在感。一般的にトレーディングカードゲームのユーザーは男性が中心と言われているが、今回のステージではメインキャストの代永翼や佐藤拓也の人気もあってか、客席の男女比率がほぼ半々となっていたのが印象深い。
5月にはDAIGO主演で実写ドラマを放送するなど、従来のカードゲームの型にはまらない積極的なプロモーションを続けている『ヴァンガード』。今後どういった形でこうした挑戦が実を結ぶのか、ゲームとアニメの両面から引き続き見守っていきたい。
[文・取材　野口智弘]