フランス映画祭にアニメーション3作品 アーサー完結編も
フランス映画祭2011が、6月23日から26日まで東京・有楽町マリオンで開催される。アニメーションも紹介される。発表されている上映リストには、長編2本、短編1本
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また、フランスの大物俳優や監督の来日も、例年話題を呼ぶ。本年はリュック・ベッソン監督が映画祭団長となり、監督の大作CGアニメーションシリーズの第3作『アーサー3(仮題)』がオープニング上映される。オタール・イオセリアーニさん、ジャン=ポール・ジョー、レベッカ・ズロトヴスキさん、ファブリス・ゴベールさんも東京を訪れる予定だ。
フランスは世界でもアニメーション映画文化の豊かな国のひとつとして知られている。今年の映画祭では、そんな同国のアニメーションも紹介される。発表されている上映リストには、長編2本、短編1本が含まれる。
長編はまず、リュック・ベッソン監督の『アーサー3(仮題)』が話題を呼びそうだ。実写とCGアニメーションで制作された本作は、フランスで記録的な大ヒットとなった『アーサーとミニモイの不思議な国』、『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』の続編。3部作とされており、今回上映される本作が完結編にあたる。実写パートには、フレディ・ハイモアやミア・ファローなど大物俳優も登場する。
長編映画のもう1本は、『パリ猫の生き方:Une vie de chat』(監督:アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ)である。質の高いアニメーション制作を続けるスタジオ フォリマージュ(Folimage)の最新作だ。昼は買い猫、夜は盗賊の相棒として活躍する猫のディノの冒険を描いた2Dアニメーションである。フランス・アニメーションの伝統を感じさせるフォリマージュの映像世界が見どころになる。
およそ15分の短編『ロープ:La Femme à cordes』は、一転して最新のデジタルアニメーションの手法を取り入れたもの。1979年生まれのヴラディミール・マヴニア=コウカ監督は、クレルモン・フェラン国際短編映画祭で最優秀賞作品賞を受賞するなど注目株。本作では、見知らぬ男から奇妙なショ―招待された青年の体験が描かれる。
プログラムの詳細や日程は、フランス映画祭2011にて。チケットは5月21日よりチケットぴあにて発売開始する。
フランス映画祭2011
Festival du Film Français au Japon 2011
/http://unifrance.jp/festival/2011/
[アニメーション作品]
■ 『アーサー3(仮):Arthur 3, la guerre des deux mondes』
監督: リュック・ベッソン
■ 『パリ猫の生き方:Une vie de chat』
監督: アラン・ガニョル、ジャン=ルー・フェリシオリ
■ 『ロープ:La Femme à cordes』
監督: ヴラディミール・マヴニア=コウカ
《animeanime》