「もしドラ」をもし朗読したら、人気声優 日笠、花澤コンビで実現
3月8日、新宿・紀伊国屋ホールにて、本、アニメ、映画に加えたもうひとつの『もしドラ』が披露された。人気声優による『もしドラ』の朗読劇である。
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このテレビ放映に先立って、3月8日、新宿・紀伊国屋ホールにて、本、アニメ、映画に加えたもうひとつの『もしドラ』が披露された。人気声優による『もしドラ』の朗読劇である。朗読を行なったのは、人気声優 日笠陽子さん、花澤香菜さんのふたりだ。
日笠さんはテレビアニメで主人公 川島みなみ役を、花澤さんはその友人である宮田夕紀役を演じる。テレビ放映前に、メインキャストの二人がフルボイスを披露した。
ただし、今回の朗読は二人が自らの役を掛け合うのでなく、本書の中から気になるシーンをピックアップし、それぞれが一人でまるまる一節を朗読するというものだ。日笠さんの朗読したのは、みなみが野球部を甲子園に連れて行きたいと宣言し、そのリアクションを受けるシーン。そして、花澤さんは、夕紀がみなみに自身の野球に対する思い入れを告白するシーンである。
テレビアニメやラジオのパーソナリティの声に聞きなれた二人だが、朗読劇の瞬間はいつもとは異なる二人の才能が発揮された。時にはたんたんと、時には感情豊かに、そして一人が読んでいるとは思えないキャラクターの演じわけ、読書では味わえない息遣いが作品を盛り上げる。
まさに声のプロならの技である。来場した観客も開幕当初のテンションの高い盛りあがりから一転、二人の朗読に聞き入っていた。
当日は、朗読に加えて、テレビアニメのオープニングテーマ「夢ノート」を歌うazusaさん、エンディングテーマを歌うmomoさんもゲスト出演、その歌声をライブで披露した。『もしドラ』を読んで、自ら作詞、作曲をしたというazusaさんは、東京で歌うのは初めてと緊張の様子。
momoさんは札幌出身の14歳中学生、制服姿の登場に会場を驚かせた。若々しいキャラクターと対照的な大人の歌いっぷりが会場を沸かせた。
さらに当日は、朗読劇とライブに引き続き、既に絶賛配信中のウェブラジオ『程高放送部~もしドラジオ~』の公開録音も行なわれた。ラジオのパーソナリティは、日笠陽子さんと花澤香菜さんの二人、そしてazusaさんとmomoさんがゲストだ。
ラジオでは日笠さんと花澤さんの二人が、アーティストを紹介、楽曲の魅力を引き出すなどの楽しいトークを展開。さらに、4人でするゲームコーナーなど、楽しい企画で盛り上がった。今回、3月8日の収録分は、アニメイトTV内のウェブラジオにて、テレビ放映がスタート開始する3月14日に更新予定だ。テレビと併せてこちらも目が離せない。
アニメ『もしドラ』 公式サイト
/http://www9.nhk.or.jp/anime/moshidora/
『もしドラ』 公式サイト
/http://moshidora.jp/
ウェブラジオ 『程高放送部~もしドラジオ~』
/http://www.animate.tv/radio/details.php?id=moshidora
《animeanime》