「ヒックとドラゴン」 DW大作アニメの監督来日 父の日試写に登壇
『ヒックとドラゴン』に若者の成長、父と子の確執といった要素を盛り込んだふたり、クロス・サンダース監督とディーン・デュボア監督がこのほど来日した。
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全米公開は2010年3月26日、週末興収は初登場1位。さらにロングランの人気から、ドリームワークス・アニメーションの作品では『シュレック』シリーズに次ぐ大ヒットとなる。ロングランの秘密は映画の持つこれまでにない深いドラマ性が話題を呼び、クチコミで人気が広がったためだ。
『ヒックとドラゴン』に若者の成長、父と子の確執といった要素を盛り込んだふたり、クロス・サンダース監督とディーン・デュボア監督がこのほど来日した。6月20日には、公開に先立って開催された「父の日特別試写会」に姿を見せ、訪れた親子連れのファンに作品の魅力を披露した。
今回の父の日特別試写会が実現したのは『ヒックとドラゴン』のテーマのひとつが、親子の結びつきとなっているためだ。この日映画を鑑賞した子ども達は、そこから親子の絆の大切さを感じとった様子。
また、会場では、この日のために子ども達が描いたお父さんの似顔絵が紹介された。監督たちは「自分達は絵を描くことが大好き」と今回の企画をとても喜び、それぞれがお気に入りの作品を選び出した。サンダース監督は「これはハッピーな作品、お父さんの楽しさがよく出ている」と、デュボア監督は「とても創造的。この絵を描いた子どもは将来アーティストになるに違いない」と子ども達の想像力の豊かさに驚いた様子だ。
さらに、特別ゲストとして元ボクシング世界チャンピオンの内藤大助さんと息子の亮くんが登壇。既に鑑賞した映画についての感想などで盛り上がる。まだ4歳という亮くんだが、鑑賞中は映画に観いっていたという。声を掛けたお父さんが「静かにしなきゃ」と息子に怒られたほど。
そんな内藤さん親子をデュボア監督は、「パワフルなお父さんと小さな息子。ヒックの親子に良く似ているね」、そして「小さな息子はやがてヒーローになるんだよ」と。両監督からふたりのために手描きの似顔絵がプレゼントされ、試写会イベントは幕を閉じた。
『ヒックとドラゴン』 公式サイト /http://www.hic-dragon.jp/
8月7日新宿ピカデリー他全国公開
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