10万人突破を記念して、15日には現代美術館エントランスホールで記念セレモニーも行われた。片岡さんには、記念品のメアリー・ブレアグッズとカタログなどが贈呈された。

メアリー・ブレア展は、ウォルト・ディズニー スタジオで活躍した女性アーティスト メアリー・ブレアの大回顧展である。メアリーは『シンデレラ』や『ふしぎの国のアリス』などのディズニー映画のカラー・スタイリストなどを中心に数々のアニメーションで重要な役割を果たした。
展覧会の特長はそうしたアニメーションとの関わりだけでなく、絵本の挿絵やパッケージデザインの仕事やメアリーの人生そのものに光をあてたことである。作品を通して、アニメーションとアートの世界で生きた一人の女性が浮かび上がる。
展覧会はそうしたメアリーの生み出した独特のイラストレーションに埋め尽くされ、高い評価を得ている。こうした中で東京都現代美術館は、今回展覧会の会期を当初の10月4日終了から1日延長して、10月5日まで開催することを決定した。1日だけではあるが、より多くの人がメアリー・ブレアの世界に触れることになりそうだ。
メアリー・ブレア展
会場: 東京都現代美術館 企画展示室1F、33F
会期: 2009年7月18日(土)~2009年10月5日(月)
主催: 財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館/日本テレビ放送網株式会社/日本テレビ文化事業団
企画制作協力:スタジオジブリ/三鷹の森ジブリ美術館
公式ホームページ: /http://www.ntv.co.jp/mary/

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