を予定している。
デジタルクリエイターズコンペティションは、コンテンツ産業の活性化や国際競争力強化を目的として2004年から実施している。これまで次代を担うクリエイターを発掘し、コンテンツ制作業界での活躍を支援してきた。
過去の受賞者の最近のトピックの1つとして、6月18日にコミックス・ウェーブ・フィルムとブロスタTVが企画した『Peeping Life』のDVDが発売されている。『Peeping Life』を制作した森りょういち氏は、2006年に『EACH LIFE ~チーズケーキ~』で優秀賞を受賞している。
また、デジタルクリエイターズコンペティションの受賞者だけでなく、全応募者を対象として選抜する経済産業省のクリエイター人材育成支援事業研修プログラムも実施されている。
そのうちの1つ、クリエイターフォローアッププログラムでは、作品の新規制作や応募作品のブラッシュアップを行っている。例年東京国際アニメフェアの財団法人デジタルコンテンツ協会ブースで成果が発表されている。

前回のデジタルクリエイターズコンペティション2008で『ALGOL』が金の翼賞だった岡本憲昭氏は『monologue』、『福来町、トンネル路地の男』で銀の翼賞だった岩井澤健治氏は『嘆きのアイスキャンディー』を新規に制作した。
一方、竹内良貴氏の『まよなかのいちご』や長尾武奈氏の『チェーンソー・メイド』などのブラッシュアップが行われた。竹内氏の『まよなかのいちご』は、昨年の第12回広島国際アニメーションフェスティバルにノミネート、長尾氏の『チェーンソー・メイド』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門にノミネートされた作品である。
【真狩祐志】
財団法人デジタルコンテンツ協会 /http://www.dcaj.org/
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