第1回下北沢映画祭開催 「つみきのいえ」の特別上映なども
7月25日と26日の両日、北沢タウンホールで第1回下北沢映画祭が開催される。下北沢映画祭は、昨年より数度のプレイベントを開催してきた。今回、初めて正式なイベントとして幕を揚げる。
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昨年6月の下北沢映画祭0.3では、『焼魚の唄』や『電信柱のお母さん』などの短編アニメーションで知られる坂元友介氏が特集されていた。
また、そのコンペティションでは、長尾武奈氏の『チェーンソー・メイド』や岩井澤健治氏の『福来町、トンネル路地の男』などがノミネートされている。
長尾氏の『チェーンソー・メイド』は、今年のアヌシー国際アニメーションフェスティバル短編部門にノミネートなど、岩井澤氏の『福来町、トンネル路地の男』は、第6回インディーズアニメフェスタでグランプリ
<三鷹賞>やデジタルクリエイターズコンペティション2008で銀の翼賞などとなっている。
今回、第1回下北沢映画祭でノミネートされたのは6作品である。そのうち5作品がアニメーション作品となった。
中村智道氏の『蟻』、澤田裕太郎氏の『奴との遭遇』、倉田愛実氏の『シェルター』、中平悠里氏の『Hansel's Moon Town』、植草航氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』である。
澤田氏の『奴との遭遇』は、2009ひめじ国際短編映画祭にノミネートなど、倉田氏の『シェルター』は、2008ひめじ国際短編映画祭でグランプリなど、植草氏の『向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった』は、ASK映像祭2009で西村智弘賞などとなっている。
このほか審査の対象となっている作品には、柴田哲平氏の『M.O.K』など3作品がある。これらは、下北沢映画祭0.8でノミネートされていた中から選出された作品だ。
コンペティション部門の作品上映が行われるのは、会期2日目の26日である。26日の午前中は、第81回アカデミー賞短編アニメーション部門で受賞した加藤久仁生氏の『つみきのいえ』の特別上映も行われる。
加藤氏の『つみきのいえ』は、7月31日と8月1日の両日に開催される2009ひめじ国際短編映画祭でも上映される。『つみきのいえ』は、昨年も同映画祭で上映されていた。
【真狩祐志】
下北沢映画祭 /http://shimokitafilm.com/
《animeanime》