韓国SICAF2009 日本から「東のエデン」など公式出品
韓国のソウル国際マンガアニメーションフェスティバル(SICAF)2009が、7月22日から26日まで開催される。韓国最大のアニメーション映画祭でもあるSICAFは、今回で13回目となる。例年は5月に開催されていたが、今年は7月となった。
昨年の長編部門で『東京マーブルチ
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昨年の長編部門で『東京マーブルチョコレート』がグランプリを受賞するなど、日本作品の出品や活躍も目立つ。
今年のコンペティションには、日本からは9作品が公式出品されている。テレビ部門には、このほど劇場版も公開されることが発表された『東のエデン』のほかに、『Po Po Loouise』、『虹色ラブレター』の名前が挙がった。『Po Po Loouise』と『虹色ラブレター』はNHKの「みんなのうた」の作品である。CM部門には、『ワールドサッカーウイニングイレブン2009』がある。
また、短編部門に『Devour Dinner』、『KUDAN』、『Peeping Life』の3作品が選ばれた。『Devour Dinner』は水江未来氏の作品で、今月フランスで開催されたアヌシー国際アニメーションフェスティバルでも上映された。『KUDAN』は木村卓氏の作品で、第12回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門で優秀賞などを受賞している。『Peeping Life』は森りょういち氏の作品で、6月18日にDVDが発売された。
学生部門は『とらのたまご』となった。『とらのたまご』は、大手前大学の学生とテレコムアニメーションフィルムが共同制作した作品である。昨年この作品は、第13回アニメーション神戸のデジタル・クリエーターズ・コンテストでワンダフル作画大賞を受賞した。
このほか選外のパノラマ上映としてキャプシーヌの『エディプス』がある。この『エディプス』は、フランスのAutour de Minuitと日本の動物言語研究センターとの合作で、猿に指示を出して撮影を行うという方法で制作されている。作品は、今年のクレルモンフェランショートフィルムフェスティバルのオープニングを飾るなどしている。
【真狩祐志】
ソウル国際マンガアニメーションフェスティバル(SICAF2009)
/http://www.sicaf.or.kr/2009/eng/
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