このコンテンツは、画面に次々と与えられる手牌、局面を見て、自分ならどの牌を切ればいいかを選択する麻雀ゲームとなっている。ユニークなのは与えられた問題には正解がないことだ。
これまでの回答者の捨て牌がランキングで示されて、その牌をなぜ捨てるのかなども書き込めるコミュニケーション型のコンテンツとなっている。みんなでどの手牌を切ったら一番効率がよいのか、どういう戦略をとるべきか考えるゲームとなっている。
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(c)小林 立/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部
実はこのシステムは、麻雀情報の総合ポータルサイト「麻雀王国」の人気コンテンツを利用したものである。『咲-Saki-』のイラストレーションと共に、より手軽にゲームとしての麻雀に触れることが出来る。
麻雀に馴染みがある人はより深く楽しめるだけでなく、『咲-Saki-』をきっかけに麻雀に関心を持った人には、ゲームの面白さに触れるよい機会となるだろう。
また、『何切る?』の特長は、ユーザーは問題に挑戦するだけでなく、自ら問題を作ることも可能となっていることだ。簡単なシステムで、自分が迷ったあの局面、あるいは有り得ないくらい迷う独自の局面などを自由に作成し、ユーザーに問うことが出来る。
4月末には全国のアミューズメント施設で稼働中の人気麻雀対戦ゲーム「セガネットワーク対戦麻雀MJ4」にも、『咲-Saki-』とのコラボバージョンが登場している。アニメをきっかけに、様々なシーンで麻雀人気の拡大が進みそうだ。
番組放送では、現在、清澄高校麻雀部は県大会決勝に進み、大きな山場を迎えている。テレビ放映もスペシャルサイトも何かと目が離せない状況だ。
咲-Saki-アニメスペシャルサイト /http://www.saki-anime.com