「ラスト・ブラッド」北米でも公開へ ソニーが配給権獲得
日本では5月29日に全国公開をする映画『ラスト・ブラッド(原題: Blood The Last Vampire)』が、北米でも劇場公開されることになった。大手映画会社ソニーピクチャーズ(ワールドワイド・アクエスティオン・グループ)が北米配給権を獲得した。
公開時期は今年夏
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公開時期は今年夏を目指すとしているが、公開規模については明らかになっていない。しかし、これで世界最大の映画市場でも『ラスト・ブラッド』が姿を見せることになる。
映画の配給は日本ではアスミック・エースが行い、フランス、英国ではヨーロッパの映画会社パテが担当する。さらに、既に香港、シンガポール、韓国などでも今年6月の公開が決まっている。
もともと『ラスト・ブラッド』は、2008年に北米を含めた世界の主要地域で公開されるとみられていた。しかし、2009年の初夏に北米配給が発表されないまま、アジア、ヨーロッパ地域での先行公開というかたちを取っている。
『ラスト・ブラッド』は、映画の原題が『Blood The Last Vampire』となっているように、日本のアニメ製作会社プロダクション I.Gが2000年に製作した劇場アニメーション『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を原作としている。
2005年には、プロダクション I.Gにより新たに『BLOOD+』として、テレビシリーズアニメ化もされている。作品はソニーピクチャーズが、北米でのDVD発売も行っている。ソニーピクチャーズは、テレビアニメに引き続き、この実写版でも作品に携わることになる。
『ラスト・ブラッド』公式サイト /http://lastblood.asmik-ace.co.jp/
《animeanime》