このうち日本からは13部門のうち12部門に候補が挙がり、候補数は19となっている。アジア地域における日本の映画の存在の大きさを示したかたちになった。

香港国際映画祭は1977年に始まる国際映画祭で、アジアの映画祭の中でも長い歴史を誇り、世界的にも重要な映画祭とみなされている。2009年は、3月22日から4月13日まで開催される。
近年はアジア映画によりフォーカスするようになっている。アジア・フィルム・アワードは、2007年にアジア最大の映画賞として誕生している。
今回、アニメ作品からは宮崎駿監督による『崖の上のポニョ』が3部門でノミネートされている。『崖の上のポニョ』は、最も注目される作品賞の候補5作のひとつになっただけでなく、監督の宮崎駿氏が監督賞に名を連ねた。
さらに作曲賞では、久石譲さんの名前も挙がっている。世界的な巨匠である宮崎駿監督作品は、アジア地域での評価も高いようだ。

(c) 2008 二馬力・GNDHDDT
作品賞には『ポニョ』のほかに、インターナショナルな映像となった『トウキョウソナタ』がノミネートされている。監督賞には『歩いても 歩いても』の是枝裕和監督も候補とされている。
またノミネート数では、主演女優賞、脚本賞、美術賞の『マジックアワー』と撮影賞、美術賞、視覚効果賞の『パコと魔法の絵本』が、3つずつで『崖の上のポニョ』と並ぶ。
マンガ原作映画も俳優賞を中心に活躍が目立つ。『デトロイト・メタル・シティ』でその多才ぶりを発揮した松山ケンイチさんが主演男優賞候補、『容疑者Xの献身』の堤真一さんが助演男優賞候補、『花より男子』の松田翔太さんが新人賞候補である。
受賞作品と受賞者の発表は、3月23日に香港コンベンション&エキシビション・センターにて行われる受賞式で発表される。
この授賞式は香港の大型エンタテイメントイベントであるエンターテインメント・エキスポ香港のオープニング・ガラを兼ねている。
香港国際映画祭公式サイト(英語) /http://www.hkiff.org.hk/eng/events/
アジア・フィルム・アワーアド公式サイト(英語)
/http://www.asianfilmawards.org/2009/