
『トランスフォーマー』は発売初日だけで450万枚のDVDを販売しており、ハリウッドビッグムービーの強さをみせつけた。
さらに今回、『トランスフォーマー』は、先のパラマウントによる次世代ディスクの販売方針の変更によってブルーレイでの発売はなく、HD DVDでのみ発売された。
こちらは発売初日で販売枚数10万枚、HD DVD史上過去最高である。また発売一週間で19万枚の販売も、過去最速のスピードとなっている。販売規模はDVDと一桁違うが、記録更新としては大きな成果である。
『トランスフォーマー』は日本製アニメを原作にした初のハリウッド大作映画で、日本国内でも大きな話題となった。日本国内でのDVDとHD DVDの販売は、12月19日を予定している。また映画興行の成功から、既に続編、2作目の製作がとりざたされている。
ただし、米国の劇場興収で今年最大のヒットになった『スパイダーマン3』、第2位になったアニメーション映画『シュレック3』は、まだDVDの発売を行っていない。それぞれ発売日が10月30日と11月13日になっている。これらの作品のDVD販売動向次第で、『トランスフォーマー』は年間1位の座を短期間で明け渡すこともありそうだ。
また、ソニーピクチャーズの『スパイダーマン3』の次世代ディスクでの発売はブルーレイのみである。また年間興収2位の『シュレック3』は、HD-DVDのみの販売で、トップ3の作品の次世代ディスクでの発売方法もきれいに分かれている、
HD DVDで19万枚を販売した『トランスフォーマー』に対して、『スパイダーマン3』がブルーレイディスクで何枚販売するかも注目だ。次世代ディスクの今後の市場動向を占ううえで目が離せない。
トランスフォーマー公式サイト(日本) /http://www.paramount.jp/transformers/
パラマウント公式サイト(日本) /http://www.paramount.jp/