オンラインRPG内にプロダクションI.Gの仮想シアター登場 (5/25)
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが運営するオンラインロールプレイングゲーム(RPG)『エミル・クロニクル・オンライン』内のECOシアターに、プロダクションI.Gの映像コンテンツを上映する仮想シアター「Production I.Gシアター」が5月24日に誕生した。
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オンラインRPGは、ゲームユーザーがオンランゲーム上のユーザーとなり、ゲームの世界で様々な出来事をライブに経験する。日本には『ラグナロクオンライン』など数多くのオンラインRPGがあるが、『エミル・クロニクル・オンライン』は、誰でも簡単に遊べるように設計されている。オンラインゲーム初心者でも楽しめることを目指している。
「Production I.Gシアター」は、ゲーム内でアニメなどの映像を観る「映画館」として登場する。ここでは実際の映画館の同様に上映スケジュール基づいてムービーが上映される。
5月25日からは『ウエルベールの物語』と『REIDEEN』2作品のプロモーション映像が上映される。さらに今後は、「Production I.Gシアター」だけでのコンテンツとしてスタッフインタビューなどの特別映像などの展開も検討している。
また、『Production I.Gシアター』では、館内のポスターや看板も「Production I.G」仕様になっており、映像だけでなくゲーム全体で楽しむ仕掛けを設けている。
プロダクションI.Gは、これまでにもガンホーグループの運営するガンホー・ゲームス向けにテレビアニメ『シュヴァリエ』のキャラクターデザインに基づいたアバターアイテムを提供している。
アニメとインターネットを結びつけたビジネスというと、動画や音楽などのコンテンツ配信や情報提供に傾きがちである。しかし、プロダクションI.Gの試みは、成長を続けるオンラインゲームとアニメの連動にあらたなビジネスを感じさせる。
またフラッシュアニメーションの蛙男商会は、米国発の3D仮想社会「セカンドライフ」内に既に専用シアターを設置しているなどの例もある。
アニメ製作会社のGDHは、子会社にオンラインゲーム会社のゴンゾロッソを抱える。また、新感覚のオンラインゲーム『Livly Island~リヴリーアイランド~』で大きな成功を収めるSo‐netとも資本関係がある。今後オンラインゲームとアニメの融合はトレンドのひとつになる可能性もありそうだ。
エミル・クロニクル・オンライン /http://www.econline.jp/
/ウエルベールの物語 ~Sisters of Wellber~公式サイト
/REIDEEN公式サイト
プロダクションI.G /http://www.production-ig.co.jp/
ガンホー・オンライン・エンターテイメント /http://www.gungho.jp/
《animeanime》