オタク女子向けのフリーマガジン?!登場(1/23)
「オタク女子によるオタク女子のためのコミックフリーマガジン」と名を打ったマニアな女性向けのフリーマガジンが、12月29日に創刊された。発刊しているのは、ベンチャー企業の有限会社Creator's Partnerである。
同社によれば創刊誌『bourgeon(ボージョン)』は、マ
ニュース
アニメ
注目記事
-
「夏目友人帳」ニャンコ先生に“ほっこり”癒やされる♪ 職人手作りのフラグメントケース登場
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
同社によれば創刊誌『bourgeon(ボージョン)』は、マンガの選定から編集、制作、監修まで全てオタクな女性スタッフが手掛けたという。雑誌のターゲットは「オタク」のなかでも女性だけに限定し、ゲームやアニメ、コスプレなどのジャンルで女性が楽しめる内容を目指すとしている。
また、女性によって選ばれたマンガ2作品を掲載するほか、様々なオリジナルコンテンツも展開する。最新号では、男性声優やアニメ歌手へのインタビュー、執事喫茶などが特集として取り上げられている。
雑誌はB5版で発行部数30,000部、コミックマーケットなどのイベントで配布されるほか、執事喫茶や男装喫茶でも配布されている。また、インターネット上でもWEB版bourgeonを通して雑誌を楽しむことが可能である。
オタク文化は一昨年の『電車男』の大ヒットなどをきっかけに、幅広いメディアから注目されている。こうした関心は文化としてだけでなく、ビジネス面でも大きい。
しかし、実際にオタク文化とされる領域は、フィギアやゲーム、メイド喫茶に至るまで限られた市場で数多くのコンテンツが激しい競争を繰り広げている。市場の伸び率も、さほど大きくないとされている。
昨今は、「やおい」「腐女子」と称される女性オタク市場の大きさと成長率の高さに注目する企業が多い。実際にオタク向けの女性市場は、世界的に拡大傾向にある。
そうした女性の趣向を巧みに捉えたアニメイトグループなどは既に事業を徐々に拡大しつつある。
今回の雑誌の創刊はオタク女子のマーケットとフリーマガジンという別の急成長市場の両方に目をつけたものだといえるだろう。既存企業やベンチャー企業を問わず、こうした成長性に目をつけた様々なかたちでの新規市場参入組みはこれからも増えるだろう。
/WEB版bourgeon(ボージョン)
《animeanime》