出展企業レポート2(写真)
自社が関わった作品を壁面一面に張り展示している、電通ブース。その圧倒的な人気作品の数に電通のアニメ業界での存在感の大きさを感じる。
様々な作品の海外売り込みに携わっているだけに、こうしたトレードショーには力が入るだろう。
今回、初参加のディズニ
イベント・レポート
東京国際アニメフェア
注目記事
-
“幽霊”キャラといえば? 3位「東方Project」西行寺幽々子、2位「ゲゲゲの鬼太郎」鬼太郎、1位は…<24年版>
-
ライブ配信やミート&グリートを楽しめるメタバースアプリ「αU metaverse」にてランキングイベント「ライバーランキング決定戦さくらんぼカップ」を開催―栄冠に輝いた2名のライバーにインタビュー
様々な作品の海外売り込みに携わっているだけに、こうしたトレードショーには力が入るだろう。
今回、初参加のディズニーチャンネル。アニメのトレードショーにディズニーが参加というのも不思議な感じがするが、キッズ作品でディズニー人気はあなどれない。
ディズニーのチャンネルで日本ではまだ展開されていないJETIXチャンネルのロゴが写真左端で存在感を放っているのに注目。
米国系で、もうひとつの有力アニメーションチャンネルのニコロデオンも今回初参加。フェアは、アニメからアニメーション全体へ拡大しつつある。
同社は、全米で大人気の『スポンジボブ』を大きく宣伝している。『スポンジボブ』は劇場映画の公開も決まり、今回は記者会見も行っている。
今回、ゲーム会社のコナミが大きなブースを構えていたのが目立っていた。コナミは複数のアニメ企画を発表し、同社がゲームに留まらない総合コンテンツ企業を目指す動きを強めていることが判る。
最も宣伝に力を入れていたのは、ゲームから展開する『ときめきメモリアル』のアニメ版。
M&A企業代表のタカラトミーと竜の子プロダクションの共同ブース。しかし、昨年の東京国際アニメフェアで、これらの企業の名前が並ぶブースの出現を誰が予想しただろうか。
タカラの子会社でなくなったブロッコリーのブースが、遥か彼方にあるのも印象的である。昨今のアニメ産業のM&Aの動きの早さを象徴するようなブースである。
M&Aをした別の代表企業マッドハウスのブースは、強烈な赤が基調。ホームページと同じ色は同社のイメージカラーなのだろうか。
会社のカラーが異なる3DCGのダイナモピクチャーズと共有ブースなのは、両社が伴にインデックスの子会社であるため。
先日公開された『北斗の拳』をフィーチャーしているのは、ノーススターピクチャーズ。アニメ製作新規参入組の代表企業。
キャラクター絵本の無料配布や公募ファンドを利用したアニメ製作資金の調達など新しい試みに積極的。
/東京国際アニメフェア
《animeanime》