動画協会 アニメまるごと配信の携帯サイト開始(3/20)
アニメ制作会社の業界団体である有限中間法人日本動画協会は、携帯端末のコンテンツビジネスのフロントメディアと携帯電話向けにアニメ作品をまるごと配信する「まるごとアニメ」を3月20日からNTTiモードで開始した。
このサイトは、従来の携帯サイトが数十秒程度
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このサイトは、従来の携帯サイトが数十秒程度のアニメ作品しか提供していなかったのに対して、30分のテレビ番組から2時間を越える劇場用作品までを携帯電話向けに配信する。これは、フロントメディアが持つ技術を生かしたもので、今後はワンセグとの連携も行いアニメに特化したテレビ番組表の提供も行う。
日本動画協会はアニメ制作会社など業界関連企業46社からなる業界団体で、日本の主なアニメ制作会社を網羅している。「まるごとアニメ」はこの日本動画協会の公式サイトして運営される。また、先日秋葉原にオープンした東京アニメセンターの協力も受け、会員企業のアニメオンエア情報やDVDの発売情報も提供する。
「まるごとアニメ」の情報利用料は月210円、個別番組は30分番組で105円程度になる。手塚プロダクションが権利を保有する『鉄腕アトム』、『リボンの騎士』、『ジャングル大帝』など初期の提供作品として、提供される。
PC、携帯にかかわらず、コンテンツ系の動画配信サイトのビジネスは、配信できる作品の質と量に左右される。しかし、現在はそれぞれの作品権利保有者により、異なったサイトで異なったシステムを利用することが多い。そのため、実際には番組配信で利益を出しているアニメ作品の権利保有者は少ないと言われている。
もし、今回のシステムがうまく育ち複数の制作会社や権利保有者が参加すれば、利用者にとっては同一のシステムで多くの作品を観ることが出来るので便利になる。それだけでなく、相乗効果によるビジネス面での利益も無視出来ないであろう。
/日本動画協会
/東京アニメセンター
/フロントメディア
/手塚プロダクション
《animeanime》