新しいオタク像?新雑誌「オタクエリート」創刊(11/23)
世間で大きな話題になった「全国統一オタク検定試験」が装いも新たに帰って来る。前回の検定試験は、同人誌情報の「マガジンエルフィッイク」の特集企画のひとつとされていた。しかし、今回はオタク自体をひとつの雑誌と独立させ、その中の企画となる。
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新発売される雑誌の名前は「オタクエリート」、12月25日頃発売予定である。驚くのはこの雑誌の表紙が民主党幹事長(元党首)の鳩山由紀夫であること。鳩山氏は特集記事の「民主党幹事長・鳩山由紀夫が語る日本の漫画・アニメ」の中で、文化・産業としてのオタクコンテンツを語る。
これ以外の特集では、衆議員平沢勝栄×ケロロ軍曹といったびっくり企画、東京大学“オタクエリート”養成計画、養老孟司、みずほ銀行、浜銀総研などなどである。オタクエリートというよりも社会的なエリートが多いラインナップのような気もするが、まあいいだろう。
雑誌のキャッチフレーズはコンテンツ総合誌となっており、オタクの名前を借りた新たなアダルト層向けのアニメ・ゲーム・マンガ分野の新雑誌ともとれる。そうであれば、先日、創刊が明らかになった角川書店の新エンターテイメント誌『NewWORD』や日経BPの『日経キャラクターズ!』に近いマーケットを意識しているかもしれない。
現在のオタクのイメージはネガティブ、マニアックと主張する同誌は、海外で用いられるポジティブなイメージのオタクを目指すとしている。創造性と生産性を兼ね備えた人物「オタクエリート」が一人でも多く現れて欲しいという「オタクエリート」の今後の動きに注目である。
/オタクエリート公式サイト
/全国統一オタク検定試験
《animeanime》