
アニメーション作品はコンペティション部門での出品こそないが、特別招待作品に『あらしのよる』が上映されるほか、海外作品の『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』が出品されている。また、特別招待作品の中にはマンガ原作の『ALWAYS 三丁目の夕日』、『最終兵器彼女』、特撮映画の『仮面ライダーTHE FIRST』が、日本映画ある視点の中で『スキージャンプ・ペア ~ROAD TO TORINO 2006~』が含まれている。
東京国際映画祭の関連企画ではアニメ関連が目白押しになっており、日本の映画の中でも独特の位置を占めるアニメ作品が映画祭を盛り上げる。特にアニメとCG映像を取りあげたanimeTIFF:アニメCGフェスティバルで、ProductionIG スペシャル、最強伝説、PIXAR短編特集、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ』の4つの企画が準備されて集中的にアニメーション作品が取りあげられる。それぞれの企画の中では『IGPX』や『BLOOD+』、『さようなら銀河鉄道999アンドロメダ終着駅』、『鴉-KARASU-』といった新旧のテレビ、劇場アニメのほかCGアニメーションやインディペンド作品などがバラエティ豊かな作品が30本以上上映される。
また、映画祭特有の豪華なゲストやパネルディスカッション、見本市も充実している。中でも注目は、世界を代表するアニメーションの巨匠対決であるニック・パーク監督と宮崎駿監督の対談や新作映画『立喰師伝』について取りあげる押井守監督と鈴木プロデューサーの対談である。このほか 秋葉原地区では秋葉原エンタまつりが連動企画として行われアニメ、マンガ、ゲームを中心とした公開イベントなどが10月22日から23日まで開催される。
詳細は各関連サイトを参照ください。
/東京国際映画祭
/animeTIFF
最強伝説 /SF伝説、/ロボット伝説、/恐怖伝説、/美女伝説、/ヒーロー伝説
/ProductionIG スペシャル
/PIXAR短編特集
/ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ
/秋葉原エンタまつり
/TIFFCOM2005~アジア・パシフィック・エンタテインメント・マーケット
/Tokyo Project Gathering
/シンポジウム「コンテンツ、今そこにある危機」」
/セミナー「コンテンツビジネスと知的財産権」