古舘春一によるマンガ『ハイキュー!!』の原画展「古舘春一 ハイキュー!!展 挑戦者たち」が、東京・森アーツセンターギャラリーにて2026年10月30日より開催される。主人公の日向翔陽と影山飛雄を中心に、登場人物たちの歩みや成長を直筆原稿とともに振り返る展示だ。

原作は「週刊少年ジャンプ」で2012年から2020年まで連載されたバレーボールマンガ。身長の低さを跳躍力で補う日向と、卓越した技術を持つ影山。個性豊かな仲間やライバルたちとともに、全国の頂を目指す高校生たちの青春を描いている。2027年には『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』の公開も決定している人気作だ。
今回はメディア内覧会に参加し、特別に撮影した写真を通して本展の見どころを紹介する。
◆5つのゾーンでこれまでの“熱き戦い”を振り返る!

入場して一歩足を踏み入れた先、プロローグでは、キャラクターたちの汗や涙とともに名場面を集めたグラフィックが来場者を迎える。

ZONE1「頂を目指す者たち」では、日向と影山の出会いから、烏野高校排球部が仲間との衝突や試練を乗り越えていく姿を原画で振り返る。

ZONE2「いざ全国の頂へ」は、春高全国大会が舞台。稲荷崎高校、音駒高校、鴎台高校との激戦が蘇り、ZONE3「なにもの」では、3年生の卒業後、それぞれ新たな一歩を踏み出した日向や影山、仲間とライバルたちの姿を本展描きおろしイラストで初公開。思わず声が出てしまうであろう贅沢な展示は必見である。

続くZONE4「妖怪大戦争」では、国内プロリーグで再び同じコートに集った選手たちの一戦を、迫力あるグラフィックで追い、最後のZONE5「挑戦者たち」へ。
◆名シーン&名セリフが360度会場を包み込む

展示を追っていくと、冒頭から引き込まれる構図が続く。作品の下に引かれた白線すらバレーボールコートのラインに思えてくるほど、世界観に没頭したくらいだ。

今回の原画展のよかった点は、見やすさである。展覧会に期待することは、作品を細部までじっくり見たいということ。キャラクターの息づかい、汗の一滴まで見逃したくない、そんな気持ちに応えてくれる演出や構成も本展の魅力だ。

大きく掲出された原画やグラフィック、配置の仕方一つひとつに配慮を感じられ、来場者が多いときにも比較的見えやすそうだと感じた。
◆どれを選ぶ? 会場限定のグッズも充実

グッズコーナーでは、全176ページの「公式図録」(2,860円)のほか、「ポストカード3枚セット キービジュアル」(990円)、「手帳シール みにキュー!!」(1,100円)「アクリルMEGAフィギュア キービジュアル「姿勢を正す」(5,500円)」、「得点板風パタパタ時計」(16,500円)など、種類豊富に揃っている。

展示冒頭から目頭をジーンとさせながら、これまでの試合や登場人物たちの軌跡を追体験することができた。原作を読んできた人はもちろん、アニメから作品に触れた人にもグッとくるはずだ。
どんな物語にも主人公がいて、その視点から見れば、誰かが脇役に映ることもあるかもしれない。でも現実では、誰もが何者かであり、自分自身の人生の主人公だ。本展を巡りながら、そんなふうに背中を押してもらえたように感じた。
『ハイキュー!!』原画展「挑戦者たち」概要
場所:森アーツセンターギャラリー52F
会期:2026年10月30日~2027年1月11日
入場料:一般2,200円、高校生1,400円、小中学生900円、グッズ付(数量限定)4,400円
時間:10時~20時
※前期日程(10月30日~11月30日)のチケットは予定枚数を終了。
※後期日程(12月1日~2027年1月11日)のチケットは11月14日10:00~、イープラスHP、イープラスアプリ、ファミリーマート店頭のマルチコピー機にて一般販売。予定枚数に達し次第完売。
(C)古舘春一/集英社



