ディズニー&ピクサー最新作『トイ・ストーリー5』は、おなじみのおもちゃたちの新たな冒険を描くシリーズ最新作である。ウッディやバズたちの活躍はもちろん、佐野勇斗(M!LK)をはじめとする豪華ゲスト声優の熱演や、現代ならではのテーマを盛り込んだストーリーなど、見どころは枚挙にいとまがない。
『トイ・ストーリー5』が描くのは『トイ・ストーリー4』でウッディが外の世界で生きると決めたあと。想像力豊かで内気な少女・ボニーの家に残り、彼女の成長を、そばで見守ってきたカウガール人形のジェシー。しかし、タブレット〈リリーパッド〉の登場で日常は大きく変わってしまう。
「みんなの時間がタブレットに支配されている」――他の子どもと同じように画面に夢中になり、このままでは遊びの中で輝いていたボニーの笑顔が失われていく! その一大事にジェシーは、ウッディに助けを求め、再びタッグを組んだウッディとバズと共に、ジェシーはボニーの心を取り戻すため立ち上がる。その旅の途中で “ハイテクおもちゃ”のスマーティー・パンツたちと出会い、思いがけない協力によって物語は新たな方向へと向かっていく。
■佐野勇斗がハマり役! 豪華ゲスト声優陣が違和感ゼロの熱演

本作の新キャラクターで注目を集めたのが、佐野勇斗(M!LK)が演じるスマーティー・パンツだろう。かわいらしい見た目とは裏腹に、毒舌でおしゃべりなトイレトレーニング用のハイテクおもちゃだ。きつい言葉を吐きながらもどこか憎めないキャラクターで、その愛くるしさを佐野が生き生きと表現している。初めての声優とは思えない安定感のある演技にはきっと誰もが驚かされるはずだ。
さらに、リリーパッド役の広瀬アリス、スナッピー役の井上和(乃木坂46)、アトラス役の松井ケムリ(令和ロマン)ら新たに参加したキャストも、それぞれのキャラクターの魅力を存分に引き出している。いずれも作品世界に自然に溶け込んでおり、ゲスト出演であることを忘れてしまうほどの好演である。
■おなじみキャラクターが大集合! 豪華声優陣のカメオ出演も

シリーズを長年支えてきたおなじみのキャラクターたちが勢ぞろいするのも、本作の大きな魅力である。ウッディやバズ・ライトイヤーをはじめ、これまでの物語で活躍したおもちゃたちが再集結し、長年シリーズを見続けてきたファンにはたまらない掛け合いが楽しめる。キャラクター同士の軽妙なやり取りは健在で、笑いあり、友情ありの『トイ・ストーリー』らしい空気感を存分に味わえる。
さらに、本作には多数の声優がカメオで出演している。カメオ声優のひとり、木村昴が披露するラップシーンも見どころのひとつだ。持ち前のリズム感と表現力を生かしたパフォーマンスはインパクト抜群で、ファンなら盛り上がること間違いなし。また、M!LKのメンバーである塩崎太智&吉田仁人もカメオ声優として出演。声優を探すのもまた『トイ・ストーリー5』の楽しみ方のひとつだ。
■デジタル時代を生きる私たちにも響く感動のストーリー
『トイ・ストーリー5』では、スマートフォンやタブレットなど、デジタル端末が身近となった現代ならではのテーマが描かれる。
本作は、デジタルを一方的に否定する作品ではない。時代の変化によって子どもたちの遊び方が変わっていく中、おもちゃたちが抱える葛藤や、それでも誰かに寄り添い続けようとする姿を丁寧に映し出している。
シリーズが一貫して描いてきた「おもちゃと子どもの絆」というテーマはそのままに、現代社会だからこそ考えたいメッセージを盛り込んだストーリーは、大人の心にも深く響くはずである。子どもだけでなく、かつて『トイ・ストーリー』とともに育った世代にもぜひ見てほしい一本である。
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