語尾が癖になるのだ!歴史アニメ「ワールド イズ ダンシング」はコメディ要素と鬼気迫る演出に引き込まれる…夏新番なのだ!! 【第1話/ネタバレあり反応まとめ】 | アニメ!アニメ!

語尾が癖になるのだ!歴史アニメ「ワールド イズ ダンシング」はコメディ要素と鬼気迫る演出に引き込まれる…夏新番なのだ!! 【第1話/ネタバレあり反応まとめ】

三原和人氏による原作マンガは完結済みで全6巻。マンガではあの印象的なシーンがどう描かれているかも注目ポイントです。

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夏アニメ『ワールド イズ ダンシング』初番(第1話)「人はなぜ舞うのか」先行カット
夏アニメ『ワールド イズ ダンシング』初番(第1話)「人はなぜ舞うのか」先行カット 全 10 枚 拡大写真

2026年7月2日より放送がスタートした『ワールド イズ ダンシング』は、三原和人氏によるマンガ原作のTVアニメ。伝統芸能の「能」をモチーフに、後に世阿弥と呼ばれる主人公「鬼夜叉」を主人公にした、「あったかもしれない歴史」として描かれる作品です。

物語の舞台は、北朝と南朝、2つの朝廷がにらみ合う南北朝時代(室町時代)。衣食住にも事欠く世の中で、ひたすら芸事に打ち込む姿を描く歴史作品であるとともに、鬼夜叉のキャラクター性にも注目が集まっていました。

そこで本稿では、リアルタイムで視聴したファンの反応をXのポストから紹介。世界観に注目しつつ、その鬼気迫る演出に視聴者が息を飲んだ本編を紹介したいと思います。

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

◆調べれば調べるほど面白い!

夏アニメ『ワールド イズ ダンシング』初番(第1話)「人はなぜ舞うのか」先行カット

本作は能をモチーフにした作品ということで、冒頭から観阿弥による「自然居士(じねんこじ)」の演目からスタートします。

観阿弥とは室町時代に活躍した猿楽師で能の基礎を築いたという、歴史の授業でも習った偉人。本作でも主人公・鬼夜叉の父親として登場します。「自然居士」とは実在の人物のことでもあり、演目では人買いから幼子を取り戻そうとする英雄として描かれているようです。

なお「居士」とは本来、出家せずに修行をおこなう仏教の教徒のことを指すようですが、現在では戒名でおなじみだったり、「~のプロ」のような強い気概を持つ人物の比喩として使われたりしているとのこと。創作の世界では幻術師の行者「果心居士(かしんこじ)」が有名なので、なんとなく察した人もいたのではないでしょうか。

その演目からスタートしたということもあり、じっくりと舞う姿をていねいにアニメーション化した本作に、視聴者も「なんかやたらぬるぬるしてるな」と感心しつつ、「『自然居士』とは能の演目なのか。調べ物しながらじゃなきゃ見れないな」と学び甲斐のある作品だとして興味を抱いていました。

夏アニメ『ワールド イズ ダンシング』初番(第1話)「人はなぜ舞うのか」先行カット

続いて登場したのは主人公の鬼夜叉。後に世阿弥と呼ばれる人物で、父・観阿弥の芸能を発展させたことで知られています。しかし本作初登場時はまだ子供。“鳥の骨格は飛ぶためのものである”という、ロジカルな思考をするが故に「なぜ人は舞うのか」が理解できず日々悩んでいました。冒頭の「自然居士」で人買いに売られた子供として舞台に立ちながら、そういった雑念に囚われているため失敗が絶えなかったのです。

そんな鬼夜叉に対し、視聴者は「今期ショタ枠期待の星きたわね」と期待を寄せつつ、鬼夜叉の口癖である「~なのだ」が癖になっているようす。「“のだ”口調に笑っちゃうのだ」「わかったのだ^_^」とリアクションしつつ、本作の45年前、1333年を舞台にした別作品『逃げ上手の若君』を思い出して「逃げ若よりも更に後の時代!」「“逃げ若2”だったか」と反応していました。

また観阿弥がプロ野球選手さながらのモーションで亀を投げつけるシーンでは、亀が「亀吉です」と自己紹介するコミカルな描写も。「カメ投げるな(笑)」「この亀喋るぞ!」と、堅苦しい歴史アニメではなく、笑える部分もあるエンタメ作品として歓迎されていました。

この時代の芸能は田楽能が人気で、観阿弥の一座が公演していた猿楽は、その人気に追いつくかどうかの勢いある芸能として注目されている存在です。その一座の人気演目が「自然居士」であったのですが、後継ぎになるだろう鬼夜叉がいまいち頼りなく、今日も失敗してしまったことから、一座からも不安視されていました。

夏アニメ『ワールド イズ ダンシング』初番(第1話)「人はなぜ舞うのか」先行カット

その後、鬼夜叉は罰として舞台の撤収をひとりでやることに。もともと鬼夜叉は芸に厳しい父に反発しており、もっと自分を見てほしい、勉強ばかりではなくもっと自由でありたいと願っています。

そんな彼が心を許すのは、いつもサボッている河原で会う少年「コガネ」。無邪気な会話は鬼夜叉の崩し顔もあって視聴者にも好評です。「鬼夜叉とコガネの会話好き」と好意的な反応がありつつ、過酷な時代の生死観や印象的なシーン描写もあって「コガネ殿死なないよな……?」「コガネ殿、めっちゃ死にそうなんだけど」と不安の声もチラホラ……。

そんな本作の雰囲気がガラリと変わったのは、道に迷った先で出逢った“謎の声”のシーンでのことでした。漏れ聞こえてくる歌声は酷い。しかしその鬼気迫るたたずまいと、圧倒的なオーラを放ちながら表現する舞いは、異次元の存在感を伴って鬼夜叉に強い衝撃をもたらします。

夏アニメ『ワールド イズ ダンシング』初番(第1話)「人はなぜ舞うのか」先行カット

荒々しく描かれた舞いのシーンは、それまでの整った作画とは正反対で明らかに“異質”。視聴者も「作画めっちゃ変わった」「演出がすごすぎる……」「抽象表現すぎて良い!」「凄い表現だな」と息を飲みます。まさに劇中の鬼夜叉とシンクロしていました。

「良い……」

盗み見ている身でありながら、思わず呟く鬼夜叉。彼は慌てて両手で口をふさぎ、逃げるようにその“家”を飛び出しました。何が“良い”なのか? 何を感じたのか? いっさい分からないながらも、その時はじめて自分が大舞台で舞っている姿が想像でき、彼の胸が大きく高鳴ります。それは彼にとって革命的な瞬間でもありました。

夢中になるあまり川に落ちるシーンでは「空中を泳いで落下に抗うのを久しぶりに見た」「そんなトムとジェリーみたいな(笑)」とツッコミが入った本作。「なんかいいな、このアニメ」「とてもいい」と好評の声が続々と投稿される中、「人はなぜ舞うのか? 時代設定とテーマやモチーフは非常に期待大。もっと時代劇アニメかと思ったが、だいぶ現代的なノリなんだな。平家物語や犬王ともまた違う感じか」と胸の内に発生した想いを雄弁に語る視聴者もいました。

なお本作には室町幕府の3代将軍・足利義満も登場するとのこと。そのため『逃げ若』だけでなく、同じ時代を描いた『一休さん』を連想する視聴者もいて、その時代設定にも注目が集まっていました。

次回放送は7月9日(木)の22時から。鬼夜叉の心境の変化に注目が集まります。



ワールド イズ ダンシング

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

◆◆◆『ワールド イズ ダンシング』放送情報◆◆◆

【放送情報】
TOKYO MX 7月2日(木)より 毎週木曜 22:00~
BS朝日 7月3日(金)より 毎週金曜 23:00~
TVQ九州放送 7月3日(金)より 毎週金曜 17:00~
サンテレビ 7月2日(木)より 毎週木曜 24:00~
KBS京都 7月2日(木)より 毎週木曜 22:00~
メ~テレ 7月2日(木)より 毎週木曜 26:30~
HBC北海道放送 7月2日(木)より 毎週木曜 25:26~
ミヤギテレビ 7月2日(木)より 毎週木曜 25:29~
RCC中国放送 7月2日(木)より 毎週木曜 25:56~
【配信情報】
6月29日(月)22時よりPrime Videoで地上波先行・最速配信中
7月2日(木)22時よりABEMAで地上波同時・先行配信中
【一般配信】
7月3日(金)22時より、dアニメストア、dアニメストア for Prime Video、dアニメストア ニコニコ支店、DMM TV、FOD、FODチャンネル for Prime Video、Hulu、Lemino、J:COM STREAM、TELASA、milplus見放題パックプライム、U-NEXT、アニメ放題、バンダイチャンネル、ニコニコ、TVer、WOWOWオンデマンド、ふらっと動画
【都度課金配信】
Google Play、YouTube、HAPPY!動画、ビデオマーケット、カンテレドーガ、music.jp

【STAFF】
原作:三原和人『ワールド イズ ダンシング』(講談社モーニングKC刊)、監督:黒柳トシマサ、キャラクターデザイン:佐々木啓悟、シリーズ構成・脚本:川滿佐和子、副監督:淵本宗平、サブキャラクターデザイン:久武伊織、プロップデザイン:おだし、美術設定:緒川マミオ、美術監督:小倉宏昌・井上一宏、色彩設計:佐藤直子・成毛久美子、3D監督:中野祥典、撮影監督:菊池優太郎、編集:平木大輔、音響監督:長崎行男、音楽:篠田大介、オープニングテーマ:マカロニえんぴつ「終宵」(TOY'S FACTORY)、エンディングテーマ:hockrockb「名もない花」(TOY'S FACTORY)、題字:根本 知、型付監修:津村禮次郎、振付:森山開次・川村美紀子、能楽監修:川口晃平、歴史監修:清水克行、アニメーションプロデューサー:溝口 侃、アニメーション制作:Cypic

【CAST】
鬼夜叉:花守ゆみり、石也:土屋神葉、コガネ:内田真礼、増次郎:朴 璐美、足利義満:櫻井孝宏、観阿弥:小西克幸、犬王:松田洋治、二条良基:飛田展男、業子:能登麻美子、千晴:水瀬いのり、白拍子:沢城みゆき、十二五郎:石谷春貴、サツキ:瀬戸芭月

(C)三原和人・講談社/『ワールド イズ ダンシング』製作委員会

《気賀沢 昌志》

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