音楽人5,000人が選ぶ「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」(以下、MAJ)は、「世界とつながり、音楽の未来を灯す。」をテーマに掲げる国内最大級の音楽アワード。ポップス、ロック、R&B、クラシックまで全78部門が設けられ、音楽ジャンルの枠を越えてアーティストたちが一堂に会した。
6月13日、東京・有明で行われた授賞式では二部構成での表彰に加え、レッドカーペットイベントも開催。中でも注目を集めたのは数々のアニメ主題歌を手がけてきたアーティストたちの姿だ。
いまやアニメ主題歌は、日本の音楽シーンを語るうえで欠かせない存在となっている。日本を代表するミュージシャンたちが晴れやかにカメラの前に立ち、次代のポップカルチャーを体現したMAJ 2026の模様をお届けする。
◆羊文学「声」

【受賞一覧】
●最優秀オルタナティブ楽曲賞
●最優秀オルタナティブアーティスト賞
オルタナティブ部門で2冠。羊文学は、2023年放送のTVアニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」のエンディングテーマ「more than words」を担当。作品の余韻を深める繊細なサウンドとエモーショナルな歌声で大きな反響を呼んだ。オルタナティブロックを軸にした透明感あふれる音楽性で、音楽ファンのみならずアニメファンからも高い支持を集めている

◆星野源「2(feat. Lee Youngji)」

【受賞一覧】
●最優秀クロスボーダー・コラボレーション楽曲賞
TVアニメ『SPY×FAMILY』Season 1のエンディング主題歌「喜劇」や、劇場版『SPY×FAMILY CODE: White』の主題歌「光の跡」を担当。さらに、『映画ドラえもん のび太の宝島』の主題歌「ドラえもん」や、『聖☆おにいさん』シリーズの主題歌「ギャグ」なども手がけ、作品の世界観に寄り添う温かなポップスで多くのファンを魅了している。

◆アイナ・ジ・エンド

2026年7月5日より、TVアニメ『ONE PIECE HEROINES』の主題歌「Blue Shining Star」を担当。これまでも、TVアニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマ「革命道中」や、アニメ映画『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』主題歌「花無双」など話題作を発表している。唯一無二のハスキーボイスと表現力豊かな歌唱で、それぞれの作品世界に鮮烈な彩りを添えている。

◆LiSA

LiSAは劇場版『鬼滅の刃』シリーズで「紅蓮華」「炎」「明け星」「白銀」「残酷な夜に輝け」などの主題歌を担当。物語の重要な局面を彩る楽曲の数々で作品人気を支え、アニメと音楽の両シーンを代表する存在となっている。

◆水曜日のカンパネラ

アニメや映画、ドラマなど幅広い作品でテーマ曲を手がけてきた。『らんま 1/2』の「ウォーアイニー」、『九龍ジェネリックロマンス』の「サマータイムゴースト」、『ちびゴジラの逆襲』の「怪獣島」、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の「願いはぎょうさん」など、作品ごとに異なる世界観を映し出す楽曲を発表。独創的なリリックとサウンドで作品世界を鮮やかに彩っている。

◆東京スカパラダイスオーケストラ

菅田将暉をボーカルに迎えた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の「るろうの形代」や、『仮面ライダーセイバー』の主題歌「ALMIGHTY~仮面の約束 feat. 川上洋平」、さらに『ねずみくんのチョッキ』の「グッドラック!マイフレンド feat.ムロツヨシ & さかなクン」など、幅広い作品に参加。自在なアレンジと躍動感あふれるスカサウンドで、それぞれの作品世界に鮮やかな彩りを添えている。

◆離婚伝説

2026冬アニメ『ハイスクール!奇面組』のエンディングテーマ「ステキッ!!」や、『ラーメン赤猫』のエンディングテーマ「本日のおすすめ」などを担当。親しみやすいメロディと軽やかなポップセンス、ときにユーモラスな表現を織り交ぜた楽曲で、作品の魅力を自然体で引き立てている。

◆須田景凪

須田景凪は、『夢中さ、きみに。』のオープニングテーマ「ラブル」、『スキップとローファー』のオープニングテーマ「メロウ」、『月が導く異世界道中 第二幕』のオープニングテーマ「ユートピア」、『炎炎ノ消防隊』のエンディングテーマ「veil」など、数々のアニメ作品で主題歌を担当。さらに映画『二ノ国』の主題歌「MOIL」や、短編アニメ『ROAD TO YOU』シリーズのテーマソングも手がけるなど、繊細な言葉選びと叙情的なサウンドで、アニメから映画まで幅広い作品世界を彩っている。

◆新しい学校のリーダーズ

新しい学校のリーダーズは、河森正治監督による劇場アニメ『迷宮のしおり』の主題歌「Sailor, Sail On」を担当。作詞・作曲はyonkeyが手がけ、メンバーのSUZUKAは主人公・前澤栞とSHIORIの二役で声優にも挑戦した。主題歌とキャラクターボイスの両面から作品に関わり、物語世界を支えるコラボレーションとして大きな注目を集めた。

MAJ 2026のレッドカーペットには、アニメ作品の主題歌を通じて多くのファンに親しまれてきたアーティストたちが集結した。アニメ主題歌は今や音楽シーンを支える重要なジャンルのひとつであり、その存在感は年々高まっている。
音楽とアニメが交差することで生まれる新たな表現は、国内のみならず世界からも注目を集めている。MAJ 2026は、そんな日本のポップカルチャーの現在地を示す場となった。

