「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章」終映してきたオタクが不器用すぎる推し・不死川実弥の魅力を再認識で涙腺崩壊 | アニメ!アニメ!

「劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章」終映してきたオタクが不器用すぎる推し・不死川実弥の魅力を再認識で涙腺崩壊

大声で怒鳴る人が苦手な筆者が、「鬼滅の刃」のキャラクター不死川実弥に魅力を感じており、彼の好きな理由を独断と偏見を交えながら述べていく内容。

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「正直に言おう…私は大声で怒鳴る人が苦手だ!」

そんな私が、『鬼滅の刃』で沼ったのは不死川実弥である。今回は、実弥が好きすぎるあまり、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』をフライング終映(=終映1日前に見てきた)してきた実弥の限界オタクとして、彼の魅力を独断と偏見にまみれながら存分に語っていく。

『鬼滅の刃』は、集英社「ジャンプコミックス」より全23巻が刊行され累計発行部数は2億2000万部を突破する、吾峠呼世晴によるマンガを原作とするアニメだ。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すべく《鬼殺隊》へと入隊し、鬼との戦いに身を投じる物語を描く。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』

”鬼殺隊”と”鬼”の最終決戦が繰り広げられる三部作の第一章である『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は4月9日に一部劇場を除き終映を迎えた。4月9日までの公開266日間で観客動員数が2745万5968人、興行収入が402億1万9000円を記録。アニメシリーズも、4月5日(日)より、テレビアニメ「鬼滅の刃」シリーズ全編再放送がスタートしているなど、その人気は止まることを知らない。

※以下、作品を未視聴の方には、ネタバレになる可能性を含む文章がございます。読み進める際はご注意下さい。

◇「不死川実弥」に沼確定

実弥は、不死川家の長男で、不死川玄弥の兄。そして、鬼殺隊の主軸となる”柱”の一人。風柱。全身が傷だらけで、白髪の青年。言葉遣いも荒い。その一方で、家族への愛も深い。

冒頭でも言ったが、筆者は怒鳴る人、常にいらいらしていそうな人、拳で語りそうな人が苦手だ。実弥を好きと言うと、「暴力男の何がいいの?」と聞かれるし、実弥は苦手な部類でもある。どんな理由があっても暴力はだめだと思うが、それでも筆者は実弥にずぶずぶと沼に沈んでいった。「暴力男の何がいいの?」については、実弥を知ってから出直してほしいし、正直「だまらっしゃい」である。

アニメ第22話「お館様」でのこと、実弥は初対面の炭治郎に暴言を吐き、禰豆子には暴力を振るった。妹を傷つけられた炭治郎は実弥に向かって、「善良の鬼と悪い鬼の区別もつかないなら柱なんて辞めてしまえ!」と頭突きを食らわせる。最初に見た時は、炭治郎に感情移入していたため、「そうだ!そうだ!」と思っていた。だが、実弥の過去を知った後で見直すと、これは実弥が正しいと気が付いたらもうだめだった。

炭治郎からしたら禰豆子は禰豆子であっても、実弥からしたら、誰の妹であれ、家族であれ、鬼は鬼なのだ。「区別が付く前に仲間が殺されたら?」「良い鬼から悪い鬼に代わる可能性は?」とありとあらゆる可能性を考え、その可能性をつぶすために、禰豆子や炭治郎を排除しようと仲間のために行動した実弥。不器用で、優しい実弥があまりにお兄ちゃんすぎて、「こんなん好きになるしかないやんけ…」と頭を抱えた。ここから、私の実弥オタクの生活がスタートした。

推しの活躍に期待

◇愛情が深い兄であること、失うものが多すぎた男

実弥は優しい。その"優しさ"が、ときに人を死に追いやってしまうこともあることを、彼は知っていたんじゃないかと筆者は思う。特に玄弥への言動からそれが分かる気がした。

本来であれば、可愛い弟が自分を追い掛けて来てくれるのはうれしいことだが、弟が追いかけて来たのは死と隣り合う「鬼殺隊」。これとそれとはちょっと話が別だ。

筆者も極度のブラコンなので、もし弟が「俺も戦うよ、姉ちゃん!」と目の前に現れたら、「わーかわいい!…いや、くんな!幸せになれ!」とノリツッコミを全力でする自信しかない。筆者の弟は「り!」と言ってUターンで即帰宅するが、玄弥は違う。実弥もそれを知っていた。言葉だけでは玄弥が「鬼殺隊」を去らない。だからこそ、弟はいないと否定し、目をつぶそうとしたんじゃないだろうか。死なれるくらいなら、けがをさせてでも除隊させたい。

唯一の家族である弟が幸せに過ごせるような世界にしたいと懸命に動くのに、弟も同じ気持ちで付いて回る。どんなに突き放しても、食らいついてくる。実弥からしたら、たまったもんじゃない。

――父親がクズだったため、父親代わりに母やきょうだいを守っていたのに、鬼にきょうだいを殺されてしまう。挙げ句の果てに、きょうだいを殺した鬼が母親だと気付かぬうちに自分で殺してしまい、そんなところに玄弥が駆け付け、玄弥に「人殺し」と言われ、泣かれる――

「鬼殺隊」に入れば仲間の死を乗り越えなければならない。

作中きってのなくしたものが多すぎる男が、これ以上、大事なものをなくしたくないという気持ちは、不器用が故に玄弥には伝わらない。伝わらない上に、鬼を喰らうことで一時的に鬼の体質となる特殊能力を持つとかほざく始末。「え、どんな地獄なのこれ?」と記事を書きながら涙腺が緩んできた。どんなことがあってもメンタルを保ち続ける推しがすごい。(実弥が実弥だから耐えられたけど、実弥以外だったらメンタル終わってた※炭治郎風)

優しくしたら、命を落としてしまいかねない弟にあえて、厳しく(?)する実弥は、本当に愛情深く不器用すぎる男だ。そんなところも大好きすぎて、某アイドルさんの言葉を借りるなら「好きすぎで滅」である。

ワクワクがとまりません…

◇劇場版を何度も見る

「実弥って劇場版、あんまり出てなくね?」と友人に言われたが、「は?出てただろが!推しは何回見たっていいんだよ!」と心に実弥を宿しながら、ちょっと荒々しい口調で告げた終映一日前。スクリーンXといわれる正面に加え、左右の壁面にも映像を映し出す上映システムで見届けた。

無限城に落とされる中、冷静に落ちていく推しに「冷静すぎる、格好いい…大スクリーンの実弥…マジ神過ぎる」と一人心の中で大興奮。無限城に着いた瞬間、大量の鬼を殺しに向かっていきそうなのに、意外と実弥はそういうことはしない。常に仲間のことを考えて、自分がどう動くべきか、今の自分の感情を整理したりするので、がむしゃらに動いて、誰かが死ぬみたいなこともない。

さらに、繰り出される美しい風の色をした技の波動や、絶対鬼を倒すという気迫、たった一瞬の登場シーンでも記憶に残る。それが筆者の推し実弥だ。鍛え上げられた筋肉に、深すぎるほどの愛。

敬語を使えなさそうと思われているのに、お館様に対しては「どっから出た?」と言うぐらいスラスラ出る奇麗な言葉遣い。嫌っていそうなのに、柱の仕事だから、義勇にもちゃんと意見を聞こうとする責任ある男。

そんな推し・実弥の活躍は何度だって見たいし、何分いや何秒だって見逃したくない。第一章では友人が言ったように「出番が少なかったかもしれない」。でも、今回の映画で実感した。実弥が本格的に鬼たちと戦う姿が映し出されるであろ第二章以降、大スクリーンでの活躍に声を抑えて静かに見守ることができる気がしない。

何度も見て、何度も泣いて、何度も手に汗握る展開が予想される。今後の劇場版でさらなる推し・実弥の活躍を、TVアニメ再放送を見ながら待ち続けたい。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

《村田真琴》

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