内山昂輝×濱野大輝が「ドロヘドロ」に参戦! 刺されても“まあ大丈夫”!? カオスで愛おしい世界観に惹きこまれる【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

内山昂輝×濱野大輝が「ドロヘドロ」に参戦! 刺されても“まあ大丈夫”!? カオスで愛おしい世界観に惹きこまれる【インタビュー】

唯一無二の世界観で国内外で熱狂的なファンを獲得した『ドロヘドロ』。待望となるアニメ新シーズンが各プラットフォームにて配信となる。新キャラクターとなる毒蛾役・内山昂輝、鉄条役・濱野大輝にインタビュー。

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内山昂輝&濱野大輝
内山昂輝&濱野大輝 全 19 枚 拡大写真

2000年から18年にわたり、林田球が「ゲッサン」などで連載したダークファンタジー『ドロヘドロ』。唯一無二の世界観によって、国内外で熱狂的なファンを獲得し長年愛され続けている本作は、そのショッキングでカオスな内容から映像化不可能と謳われていた。しかし2020年1月期に奇跡のTVアニメが放送。その続編となる、ファン待望の新シーズンが2026年4月1日より各プラットフォームにて“全世界ほぼ同時配信”される。

そんな『ドロヘドロ Season2』より、毒蛾役で内山昂輝、鉄条役で濱野大輝の出演が決定。このたび2人にインタビューを実施し、シリアスとギャグが同居する『ドロヘドロ』の世界で、何を意識し、どう役と向き合ったのか。また、本作の座長・カイマン役の高木渉のお芝居の「かっこいいところ」などを聞いた。

内山昂輝&濱野大輝

[取材・文=米田果織 撮影=藤田亜弓]

■「まさに唯一無二」内山昂輝×濱野大輝の『ドロヘドロ』の印象は?

――唯一無二の世界観が話題の本作。お2人は台本、または原作を読んでどんな印象を持ちましたか?

内山:アフレコが始まる前に原作を読んだのですが、読み進めていくごとに真相がどんどん明かされていき、最後までどうなるのかまったく読めない作品だなという印象を受けました。物語がとても複雑で、世界観も強烈ですし、まさに唯一無二のマンガだと思います。

濱野:独特な世界観があって、それがたくさんの方に愛されてきた理由ではありますが、正直「難解だな」と感じる部分がありました。しかし、それがすごく芸術的で「『ドロヘドロ』たる所以って、こういうところにあるんだろうな」と思ったりもしました。

アニメSeason1を経て、Season2ではさらに細かく物語が描かれていく中で、その一部になれることへのうれしさを感じています。その一方で、原作やアニメを愛している皆さんに届く演技ができるだろうかと悩みながら原作を読んでいました。

――ショッキングでカオスな内容を、MAPPAが鮮やかに映像化しています。その映像美についての感想もお聞かせください。

内山:キャラクターの動作の描写の細かさなどから、制作陣の熱量がひしひしと伝わってきました。アフレコの段階から、監督やスタッフさんたちの“やりたいこと”“作りたい世界観”が明確に感じられたんですよね。

Season2の完成した映像も一部拝見したのですが、「これはとんでもない作品になりそうだな」と。表情もすごく細かく動きますし、アクションも迫力があって、圧倒されました。原作においても、背景美術や建物、空気感などの世界そのものが魅力のひとつですよね。それがアニメでも「これはドロヘドロの世界だ」と感じられる映像になっていて、本当に見事だなと思いました。

内山昂輝

濱野:アクションシーンはもちろん、表情など細かい部分の動きも本当に精密。アニメーションなのですが、まるで人間が演じているかのようなリアリティがあるというか、キャラクターたちが本当にそこに生きているように感じられる描写になっていると感じました。

だからこそ、その精密さに演技をどう合わせていくか、という作業はとても大事なことで。ディレクションでも「そういう部分は意識してほしい」とお話をいただいていました。これから音楽や効果音がついて、作品としてさらに派手になっていくと思うのですが、アフレコの段階ではわからない部分も多かったので、どう完成していくのかとても楽しみになりました。

――そんな『ドロヘドロ』に新たに登場する、毒蛾と鉄条。2人の印象も聞かせてください。

内山:毒蛾は物語が進むにつれて背景が語られていくキャラクターなので、あまり細かく説明するのは難しいのですが……基本は物静かな雰囲気が漂っています。でも、どこか独特な佇まいというか空気をまとっている存在で、クールで静かなんだけど、その奥にちょっとした恐ろしさも感じさせる、そんなキャラクターなのかなと。

演じる際は、深いところに何か“棘”のある感じは大事にしたいなと思っていました。一言一言にどこか意味深なニュアンスが宿るといいな、と意識しながら作っていきました。

濱野:鉄条は、「十字目」のメンバーの中では一番の常識人という印象があります。というか、全体のバランスを取っている存在なのではないでしょうか。他のメンバーがミステリアスだったり、ひょうきんだったりする中で、鉄条がいい意味で中和しているような。

まとめ役というわけではないのですが、自然と会話をつないでいくポジションにいるのかなと思っています。ただ、その中で埋もれてしまうキャラクターではないので、どうやって存在感を出していくかはすごく考えました。皆さんとの掛け合いの中で、いろいろ試行錯誤しながら作っていった感じです。

『ドロヘドロ Season2』メインPV 場面カット

――お互いの役についてはどう思いましたか?

濱野:声を聞いた瞬間に「ピッタリだな」と思いました。「内山さんだよな、そりゃ」と(笑)。ファミリー皆がワイワイしている中で、ひとり少しトーンが違うというか、独特の間を持っていて。どこか自分の世界を生きている感じがあるんです。何かを抱えているような空気感を醸し出していて、そんなところに内山さんの声がピッタリだと思いました。

内山:鉄条は毒蛾とは昔からの仲のキャラクターですし、ずっと行動を共にしているので、どこかファミリー感というか、そういう雰囲気を持っているように感じます。刀を使うところもかっこいい魅力があると思います。アニメでどう描かれるのか注目してほしいです。

――お2人は別の作品でも同じチームに所属する役どころを演じていましたね。お互いどのような印象をお持ちでしょうか?

内山:濱野さんは、とにかく声が強いんです。声の“圧”というか、存在感が本当にすごくて。「めちゃくちゃ強い声だな」とずっと思っていました。以前共演した作品でも「本当に印象に残る声をされているな」と感じていました。この声はものすごい“武器”だと思います。それだけで一気に場の空気を持っていける力があるなと感じています。

濱野:内山さんは、お芝居の巧さはもちろんなんですけど、それ以上に、声の演技なのに空気やオーラがそのままキャラクターに乗っていく感じがあるんです。声に言霊や魂が乗っている、というか。掛け合いをしていても「どうやったらこんなふうにできるんだろう?」と思う瞬間があって、本当にステキだなと感じます。

現場で(心役の)細谷佳正さんとお話しされているのを近くで聞いていても、普段の佇まいからそういう空気をまとっているんですよね。内山さんの持っているものが、そのまま声に乗っている。そこにすごく憧れています。

濱野大輝

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《米田果織》

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