冬アニメ『葬送のフリーレン』第2期は、2026年3月20日23時10分から第37話「ヒンメルの自伝」を放送。ネット上では「あれ?原作にヒンメルの自伝なんて話あったっけ?」「え?次回アニオリ?」など期待の声が寄せられていました。
山田鐘人さん(作)とアベツカサさん(画)が小学館「週刊少年サンデー」にて連載するマンガ『葬送のフリーレン』は、TVアニメ第1期が2023年9月29日にスタート(連続2クール)。
魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、1,000年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレン、その弟子のフェルン、旅をともにする戦士・シュタルクたちのコミカルなやりとり、魔法や剣を使ったシリアスな戦闘シーンなど緩急に富んだストーリーが人気になりました。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
先週の「立派な最期」放送後、次回サブタイトルが発表されるとネット上では「なるほどタイトル名が2期EDの内容とリンクすんのか」といった声がありました。
まずは第2期ノンクレジットエンディング映像をご覧ください。勇者ヒンメルが何かを書き記していますね。
第37話の放送が始まると、アバンタイトルでどこかで見たことがあるヒゲのお爺さんが馬車に揺られています。フェルンやメトーデと一緒に一級魔法使い試験を受けていたデンケンです。
少ない登場ながら、視聴者たちは「デンケンが登場したってことは!!!」「もう期待するしかないな」と盛り上がります。原作を読み進めているファンにとっては、胸熱の再登場でした。
さて、フリーレンたちは北部高原のドラッヘ地方へ。訪れた村は竜の群れに襲われ甚大な被害を受けていました。そこで近くに棲みついた竜の討伐を依頼されます。
報酬も出せない貧しい村でしたが、「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」の魔導書がありました。なんの役にも立たなさそうな魔法ですが、フリーレンは村人とガッチリ握手で依頼を受けることに。

シュタルクの活躍もあり、竜の群れの討伐に無事成功したフリーレンたち。魔導書もゲット!
フェルンの素朴な疑問「そういえばフリーレン様って、人助けをするときはほぼ毎回報酬をもらっていますよね」に対し、フリーレンは「ヒンメルがそうだったからね」と返します。
報酬など受け取らずに人助けをしそうなヒンメルでしたが「報酬をもらっておけば貸し借りはなくなる」から、毎回のようになにかしら報酬をもらっていました。貧しい村で食料を報酬としてもらうわけにもいかなかったある時は、村人から使う当てもなかった手帳をもらっています。

「相手に貸しを作ってしまったら、本当の意味で助けたことにはならないだろう」とヒンメル。だから、くだらない魔法であってもフリーレンは報酬として受け取っているのです。
「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」にフリーレンは「あとで本当に噛まないか実験しよっと」とうれしそう。ネット上でもくだらない魔法に興味津々でした。
「欲しい」「魔導書の内容おもろすぎだろw」「早口言葉を噛まずに言える魔法って下らないどころか結構有能では?」「こんなんでも魔導書がちゃんと厚いw」
後半はいよいよ「ヒンメルの自伝」の話です。舞台は北部高原コリドーア湖周辺。猛吹雪で湖の渡し船も出ず、フリーレンたちは嵐が止むまでしばらく滞在します。
そして冬が明けて、いよいよ渡し船も出せることに。しかし滞在中、暇で魔導書を買いすぎて資金が少なくなったフリーレンは船代を払えず、そこで船長から交換条件を持ちかけられます。
コリドーア湖にある島にある打ち捨てられた修道院にあるらしい「勇者ヒンメルが残したとされる自伝」を見つけることです。かつてヒンメルが書きかけの自伝をなくし、がっかりしていたことを思い出したフリーレンは依頼を引き受けます。

湖に出ると、多くの船がありました。船長は「最近は北の方で何もかもが黄金でできた黄金郷が見つかったっていう噂もあってな。湖を渡る連中は特に多い」と説明します。
「黄金郷の噂が!」「黄金郷の触りだけでもテンション上がる」「黄金郷フラグきたーー」
冒頭のデンケンに続き、「黄金郷」のワードにネット上は盛り上がります。フリーレンたちは島に到着し、修道院へ。結界を解いて中へ入るとカッコいいポーズのヒンメル像があります。
その足下にヒンメルの自伝、あの時もらった手帳らしきものが……。
他愛のない旅の日常をつづった自伝ですが、ヒンメルを演じる岡本信彦さんは「ヒンメルの考えや言葉を未来にもっていってくれてるって感じがするよね」と自身のSNSに投稿しています。
島からの帰り道。シュタルクの挑発で魔物クラーケンが出現! フリーレンが触手で湖に引きずり込まれる今回最大のピンチが!!
「シュタルクこの魔物の弱点はね」(早口)
「……という感じでふたりなら倒せるから頑張ってね」(早口)
ピンチに陥りながらも「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」を活用するフリーレンなのでした。
「魔導書早速役立ってるw」「早口言葉笑ったw」「まさかの役にたった早口言葉、、」「前半の早口言葉の魔導書がここで活躍(?)するんかいw」「早口フリーレン、シュール過ぎて好き」「伏線回収が凄いな」
思わぬ形で役に立った「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」でしたが、ここはアニメオリジナルの展開です。
定評あるアニメ『葬送のフリーレン』のオリジナルシーン。今回もネット上では賞賛するコメントがあふれていました。
「いつも通りアニオリでの補完が神がかってた」
「漫画だと数コマのクラーケンのシーン、遊び心満載のアニオリ」
「漫画と見比べながら見るとアニオリ要素が完璧すぎる」
「アニオリの追加でより良いものになった。フリーレンアニメ制作様に感謝」
「フリーレンのアニオリ回があまりにも完璧すぎて製作陣への感謝が止まらない」
「終始細やかなアニオリが散りばめられてて、特に"早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法"を活用したラストには唸った」
「前半のエピソードで拾った『早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法』を後半のオチで使うアニオリで普通に笑っちゃった」
「今までも原作と少し違うオリジナル感ある演出とかあったけど、今回はそれが多く取り入れられてて素晴らしかった」
「本筋とは全く関係ないところにさらりと挿入されたアニオリが愛おしくて」
「オリジナル要素の入れ方がすごくいいなー」
「今回もすごくいいアニオリがあって大満足…」
「ぶっ飛んだアニオリで面白かった」
なお、「早口言葉を噛まずに言えるようになる魔法」はくだならい魔法ですが、YouTubeのTOHO animation チャンネルで公開されている『葬送のフリーレン ミニアニメ「●●の魔法」』シリーズも毎回だいぶくだらない魔法が実践されています。
先月公開された第20回「心と体が入れ替わる魔法」ではフリーレンとフェルンの心と体が入れ替わり……。
毎週変わるEDカード風イラスト。今回は第37話作画監督の原野瑠奈さんによる自伝を記すヒンメルでした。フリーレン、ハイター、アイゼンとの日々、そしてカッコいい決め台詞集……。
エンディングアニメーションを担当した青梅美芽さんが、「原作でEDアニメーションを作る際に参考にした所のアニメ回でした 本編からの素晴らしい流れでEDまでお楽しみいただけたら嬉しいです!」と放送後に投稿しています。
また、音楽を手がけるEvan Call(エバン・コール)さんは第37話の討伐シーンの曲で使った「バスオーボエ」を紹介しながら、「今回の劇伴では少しだけ使用していて、レコーディングの時に奏者の庄司さとしさんに早口魔法で会話をしなくても録る時間は余裕がありました」と早口魔法にも触れています。
ちなみに劇伴22曲が収録された「TVアニメ『葬送のフリーレン』Season2 Original Soundtrack」は4月15日に発売です。
アニメーション制作のマッドハウスによるアニメ素材も多数公開されています(一部)。
次回、第38話は第2期の最終回です。タイトルは「美しい光景」、3月27日23時から放送予定ですがスポーツ中継により放送時間が変更となる場合があります。
「このタイトルだけで泣ける予感」「どんな最終回になるのか楽しみ」「もう最終回だと悲しすぎる」など期待と惜しむ声が寄せられていました。
以上、第37話「ヒンメルの自伝」のまとめでした。
TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期は毎週金曜日23時より、日本テレビ系全国30局ネット“FRIDAY ANIME NIGHT”にて放送開始。ABEMAほか各配信プラットフォームにて順次配信が開始されます(配信開始日時はサービスによって異なる場合があります)。
ABEMA/Cafe【おすすめの番組特集】はこちら
<スタッフ>
監督:北川朋哉
副監督:原科大樹
監督協力:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:高瀬丸 小嶋慶祐 藤中友里
コンセプトアート:吉岡誠子
デザインワークス:小橋弘侑 原野瑠奈 瀬口泉 原科大樹
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二音楽:Evan Call
オープニングテーマ:「lulu.」Mrs. GREEN APPLE
エンディングテーマ:「The Story of Us」milet
アニメーション制作:マッドハウス
<キャスト>
フリーレン::種崎敦美(崎は「たつさき」)
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
デンケン:斉藤次郎
(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

