「モスラ」Wアニバーサリー記念の「モスライヤー」始動！ 2026年は平成3部作から30周年&初登場から65周年

「ゴジラ」と並び、東宝特撮作品の中で屈指の人気を誇る怪獣である「モスラ」は2026年、平成モスラ3部作から30周年、および初登場から65周年のダブルアニバーサリーを迎える。このたびこれを記念する、2026年の「モスライヤー」の始動が発表され、記念ロゴが公開された。ダブルアニバーサリーを盛り上げる、カラフルなグッズやPOP UP STOREも登場する。

モスラは、1961年公開の『モスラ』で初登場を果たした巨大な蛾怪獣だ。劇中で幼虫から繭となり、そして美しい成虫となる変態を遂げる怪獣であり、自らの子だけでなく地球や人間を守るために戦う。『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラ VS モスラ』などゴジラシリーズの数多くの作品でも活躍を見せ、1996年公開の『モスラ』から始まる平成モスラ3部作では再びスクリーンの主役となった。その雄姿と丸みを帯びた顔とカラフルな姿から、ゴジラと並び東宝特撮作品の中で屈指の人気を誇る怪獣として幅広い支持を得る。

平成モスラ3部作から30周年、および初登場から65周年のダブルアニバーサリーにあたることを記念する2026年の「モスライヤー」スタートにあわせ、このたび昨年の「バーニングゴジラ・イヤー」に続く記念ロゴが公開された。大きな翅がデザインされ、彩り豊かな配色は、これからのゴジラシリーズをさらに盛り上げてくれる“極彩色”のロゴとなっている。

また記念ロゴのお披露目と共に、「モスライヤー」を盛り上げる色とりどりのグッズ情報も明らかになった。フィギュアだけでなくアート作品や雑貨まで、さまざまな“極彩色”のグッズが登場する。

2026年3月4日からは日本橋高島屋にて、独自のテーマで作品を世に送り続けている日本画家・村上裕二によるモスライヤー記念の作品が展示される予定だ。村上はモスラを描くことについて「昭和、平成、令和を代表する『スター』を絵の中に収める事に、喜びを感じている」などのコメントを寄せている。

また1月29日から3月1日にかけて、中野ブロードウェイ3F「墓場の画廊」では「大モスラ POP UP STORE」が開催される。同POP UP STOREでは、開催記念のレトロタイプソフビや限定のアパレル・グッズなどが取り扱われ、店頭では当時撮影で使われた小道具などの展示も行われる。

さらに、「GVA-MC ゴジラ（1995）浮世ノ絵 幻彩（Frog Tree）」、「GVA-MC ゴジラ（1971）極彩色（桃次郎）」、「ゴジラ ミニソフビクロニクル〔MOTHRA SAGA〕」、「モスラ箸置き」などの商品や、プライズの「東宝怪獣シリーズ アートヴィネット モスラ（1996）」なども順次登場する。

このほか、数々のゴジラコラボを実施しているニジゲンノモリでは、12月20日より「モスラ特別展」が開幕する。会場ではモスラのスーツやフォトスポットが設置され、貴重な資料の展示なども実施される。開催を記念して販売される、「モスラレオホワイトカレー」などの特別メニューも見逃せない。

そして、ゴジラ 70 周年記念企画としてスタートしたゴジラ・シアターでは、「モスライヤー」にあわせて『ゴジラVS モスラ』の4Kデジタルリマスター化が進行中だ。ゴジラ・モスラ・バトラによる極彩色の戦いがスクリーンに蘇る。「モスライヤー」の今後のさらなる続報を楽しみに待とう。

以下、コメント全文掲載

村上裕二

日本には長く受け継がれてきた「大和絵」がある。その所作は絵画ジャンル「日本画」に受け継がれてきた。今日ではその所作も現代的に変化している。
ぼくはその日本画家である。時代と共に「画題」を選ぶ姿勢を日本画の先人から学び「モスラ」を描く。昭和、平成、令和を代表する「スター」を絵の中に収める事に、喜びを感じている。

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