「最高の物語だった」「涙が止まらない」…アニメ「ヒロアカ」最終回に感動の嵐「誇りに思う」【ネタバレあり反応まとめ】

2025年12月13日に放送された11話（通算170話）「僕のヒーローアカデミア」をもって、ついに最終回を迎えたTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。その結末に多くのファンが感動し、ネット上で「最高の物語」と大きな話題となった。

『僕のヒーローアカデミア』は「週刊少年ジャンプ」にて連載された堀越耕平によるヒーローアクションマンガだ。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々が存在する世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久がヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語である。

TVアニメは2016年4月に放送がスタート。通算8期目となる最終章『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』は2025年10月より放送が開始となり、デクと死柄木弔（オール・フォー・ワン）、オールマイトとオール・フォー・ワン（AFO）の最終決戦が展開。11月22日放送の第8話（通算167話）「緑谷出久：ライジング」では、ついにデクがオール・フォー・ワンを打ち破り、大反響となった。

そしてこの最終回では、デクたちの卒業までの日々、卒業式、そしてその後日譚が綴られた。デクはプロヒーローではなく雄英高校の教師となり、またプロヒーローになった面々もそれぞれ活躍。障子目蔵は差別問題の事件に尽力し、麗日お茶子は個性カウンセリングを立ち上げるなど、社会に貢献するように。一方の爆豪勝己は、相変わらずの言動でナンバーワンヒーローから遠ざかっていた。

SNSでは「みんな大人になってる！」「トガちゃんのような思いをする子がいないように頑張っているんだね（泣）」「かっちゃんｗｗｗｗｗ」などの感想が上がる。

そんな同級生たちの活躍を語るデクを見て、相澤消太は「さみしいか」と聞く。しかし、デクは相澤のかつての教師としての振る舞いを見て教師を志しており「経験を通して誰かを励ませるなら、それはとてもかっこいいかもなって」と語る。

だが、やはりヒーローになることへの憧れや、生粋のヒーローとしての素質は消えていない。転びそうな子供を見て咄嗟に走り出し、その体を支えるのだ。そのデクともう1人、子供を助けようと駆け出した男の子が。彼は高校受験を控えており、ヒーロー科を志望しているが、同級生と比べて個性が弱いことに悩んでいた。

そんな彼に、デクは「大丈夫。君はさっき、手を差し伸べようとしたじゃないか」と言い、かつて自身がオールマイトにそう言われたように「君はヒーローになれるよ」と夢を託す。そして「さみしくないと言ったらウソになるけど、こんな風に誰かを励ませるなら。これは僕たちが最高のヒーローになった物語」と言って自身のヒーローとしての歴史を終わらせようとするのだが……。

それを止めたのは、オールマイト。AFOとの戦いで取れたデータを使い、メリッサ・シールドや発目明との協力、そして爆豪を中心としたかつてのA組が共同出資し、デクのためにヒーロースーツを作っていたのだ。

そのスーツを着用し、デクは再びヒーローとしての物語を紡ぎ出すのだった。

放送後、「#ヒロアカ」がSNSのトレンド1位に。そのほか「デクくん」「堀越先生」など関連ワードが続々とランクインしており、「最高の物語だった」「涙が止まらない」「余韻がすごすぎる」「ヒロアカは私にとってのオリジンだった」「この物語を見届けられたことを誇りに思うわ……」などの声で溢れていた。

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（C）堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会