実写映画『山田くんとLv999の恋をする』が、2025年3月28日に公開される。このたび、本作で山田秋斗役を演じた作間龍斗と、TVアニメ版で同役を演じた内山昂輝のスペシャル対談が実現した。ここでしか聞けない、お互いが演じている中で感じた“山田くん”の魅力について語り尽くつくしたスペシャル山田対談動画がお披露目された。

『山田くんとLv999の恋をする』は、マンガアプリ「GANMA!」にて連載中のましろによるラブコメディだ。物語は、彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下美月)がネトゲで、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田(作間龍斗)と出会うところから始まる。しかし、無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は、実は“最強ギャップ男子”だった。
いつもは超塩なのに、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに、茜は少しずつ惹かれていく。だが、相手は”恋愛に興味ゼロ”なのに“とにかくモテまくる”難攻不落の強敵で……。最悪の第一印象から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋を、茜ははたして攻略できるのか。
実写版・山田役の作間龍斗、TVアニメ版・山田役の内山昂輝は、このたびのスペシャル対談が初対面だ。序盤から「声ヤバいっすね!アニメが好きで色々見てるんですが、内山さんの声は一発でわかりますし、いつも映像で見ていた声なので、溶けそうです(笑)」と、作間は夢の対談に嬉しそうな様子を見せる。
山田役が決まったときの心境について、内山は「原作のなかで山田というキャラクターはスペックが高くて見た目もかっこいいし、プロゲーマーで頭も良くて…“かっこいい存在”として描かれているので。どうやったら原作ファンの方に納得してもらえる山田像をつくることができるのか悩みどころでした」と当時のことを振り返った。
原作も読み、アニメも見ていたという作間は内山の声について「イメージのど真ん中というか、これが山田だよなって思いました。なので、実写版でより一層プレッシャーに感じてました(笑)」と原作ファンとしての一面も見せる。
また、山田役を演じるうえで作間は「アニメ化されている作品の実写版が初めてで。今回自分の好きな作品ということもあり、僕の中でどうしても内山さんの声の山田のイメージがあったので…頭の片隅に内山さんを忘れることはないようにしながら僕なりにやったっていう感じですかね」と答えた。

本編を一足先にみた内山は、作間の演技をみて「山田だなと思いました。声だけでも山田像に悩みましたけど、作間さんの場合は顔も体も身振り手振りも含めてってなってくるので、原作で描かれている山田の絵と顔つきが似ている感じもあるし、実写化された山田だ!って感じました」とコメントする。すると作間は「やっと自信が持てた感じがしました」と顔をほころばせた。
また大人気マンガの人気キャラである山田については、内山が「最初はとっつきにくいけど、交流を深めていくと優しい部分が見えてきたり、ギャップが魅力」と語る。これには作間も同意し、「不器用なところが多くて、でもすごく人思いだし。茜のことを思って考えて動いてるところとか、可愛いなと思えるところが魅力的だと思いますね」と話した。
さらに、劇中に登場するネトゲ「Forest Of Savior」内で山田が操作しているアバター・“アフロの山田”の声を担当したことについて、内山は「不思議な感じでした」と照れ笑いする。作間は「録れたてほやほやの内山さんの声を聴かせてもらって。嬉しかったですね。アニメ版を好きな方にも新しいコンテンツとして内山さんの声を聴けるので楽しみにしていただきたいです」と、本作の公開を楽しみにしている観客へメッセージを送った。
ほかにも印象的なシーンについて、レベルアップを続ける『山田くんとLv999の恋をする』の魅力をトークするなど内容盛りだくさんとなっているスペシャル山田対談動画。山田愛にあふれた2人の対談をお見逃しなく。
実写映画『山田くんとLv999の恋をする』はいよいよ今週の金曜日、2025年3月28日に公開される。
映画『山田くんとLv999の恋をする』
公開日:3月28日(金)
監督:安川有果
脚本:川原杏奈
出演:作間龍斗 山下美月
NOA 月島琉衣 鈴木もぐら(空気階段) 甲田まひる
茅島みずき 前田旺志郎
原作:ましろ「山田くんとLv999の恋をする」(コミスマ「GANMA!」連載)
主題歌:マカロニえんぴつ「NOW LOADING」(TOY’S FACTORY)
制作:角川大映スタジオ 配給:KADOKAWA
(C)ましろ/COMISMA INC.(C)2025『山田くんとLv999の恋をする』製作委員会