『あらいぐま ラスカル』の公式スピンオフアニメとして注目を集めるTVアニメ『あらいぐま カルカル団』が、2025年3月23日に「AnimeJapan 2025」内ホワイトステージに登場した。アカカル役・榎木淳弥、ロジカル役・八代拓、サブカル役・小野賢章、コミカル役・阿座上洋平の4名が登壇し、登壇が叶わなかったミドル役・津田健次郎は“声帯のみ出演”ということで、事前にサンプリングされた音声とマネキン姿での参加となった。
榎木、八代、小野、阿座上は、ウエストにそれぞれが演じるキャラクターのぬいぐるみを挟んで登場した。小野が「ミラクル、マジカル、サーブカル！」とあいさつすると、会場はポカンとしてしまう。
これは実は、ステージ直前にSNS用に撮影したある動画の罰ゲームなのだが、榎木はこらえきれず噴き出してしまう。すると阿座上が「スベッてる？この状況」、榎木が「ツルッツルだと思うけど」、八代が「みんな何として受け止めていいかわからないよね……」と口にし4人は大爆笑。悪ふざけ爆発のステージに思わず笑ってしまう展開となった。
さらに、声帯のみ＆マネキンでの登壇となった津田について、榎木がサンプリングされた音声を再生すると「どうも、津田健次郎です」と安定の美声が響く。津田はVTRでもコメントを寄せたが、挨拶も早々に自信が出演する映画『女神降臨』のPRを始め、まさかの展開に登壇した榎木・八代・小野・阿座上、そして会場も大爆笑してしまう。冒頭10分で他作品のステージに向かうため移動する阿座上は「俺の貴重な1分が……(笑)」と話し、小野も「普通に良く流せたね(笑)」と語るなど予測不可能の展開に4人ももう笑うしかなかった。
早々に放送告知も終え、続いて「急募！ステージ企画案！」のコーナーがおくられた。榎木がタイトルコールを読み上げると、小野は「すごい雰囲気だよ！ずっとみんな苦笑いだよ！(笑)」、榎木は「冷え冷えですよね(笑)」、八代は「来た時もうちょっと（お客さんと）近かった気がするけど (笑)」、阿座上は「距離を感じるようになりましたね(笑)」と述べ、番組スタッフの悪ふざけに翻弄されっぱなしの様子を見せる。
その後、あっという間に阿座上のタイムリミットがやって来てしまう。阿座上が「（ステージで）なにしたの俺！？早いって！」と話すと、八代は「ちゃんとしたステージに行った方がいい」、小野は「逃げろ！」、榎木は「行ってください、キャリアに傷がつくから(笑)」と返し、自由過ぎるステージからの離脱を進める。
それでも後ろ髪を引かれる阿座上に、「あじー、行かないでー」とサンプリングされた津田の声が追い打ちをかける。阿座上が離脱した後のステージには阿座上のマネキンも登場し、3人で「ここがヘンだよ！榎木・八代・小野！」をテーマにお互いにヘンだな！と思うところをトークしていった。
ステージの最後には、本家『あらいぐまラスカル』からラスカルも登場して、記念撮影も行われた。あっという間の30分、自由過ぎるステージを見逃した人は、ぜひytvanimation公式YouTubeチャンネルで配信中のアーカイブをチェックしてみよう。さらにホワイトステージの登壇後、ytvanimation のブースでは、榎木と番組プロデューサーの中田博也が「ステージ大反省会」として自由過ぎるステージを振り返っていた。
放送前から客席も出演者も翻弄する、自由すぎるTVアニメ『あらいぐま カルカル団』は、読売テレビでは4月3日、BS日テレでは4月5日より放送される。また読売テレビでの放送後から、TVerほか各種プラットホームでの配信もスタートする。
＜番組名＞『あらいぐま カルカル団』
＜放送枠＞
読売テレビ：4月3日（木）より毎週木曜日24:54-24:59
BS日テレ：4月5日（土）より毎週土曜日23:28-23:30
読売テレビ放送後、TVer ほか各種プラットホームにて配信
＜監督＞ヘンリー平川
＜キャラクターデザイン＞吉岡彩乃
＜音響監督＞小泉紀介
＜音楽＞桶狭間ありさ
＜チーフプロデューサー＞三澤幸三（読売テレビ）平塚仁美（日本アニメーション）
＜プロデューサー＞中田博也（読売テレビ）出久根かすみ（日本アニメーション）
＜制作＞日本アニメーション
＜制作著作＞「あらいぐま カルカル団」製作委員会
（C）「あらいぐま カルカル団」製作委員会
