2025年3月7日21時からの「金曜ロードショー」にて、ジブリ映画『ゲド戦記』が本編ノーカットで放送される。こちらでは、あらすじ、キャスト、登場人物などをまとめて紹介する。
放送情報
2025年3月7日21時から日本テレビ「金曜ロードショー」にて放送
【劇場公開】2006年
あらすじ
「魔法」が日常的に存在する多島海世界「アースシー」。そこでは人間の住む世界に現れるはずのない竜が突然現れて共食いを始め、魔法使いが魔法の力を失うなど、異常事態が次々に起こっていた。
その原因を探って旅を続けていた「大賢人」と呼ばれる魔法使い・ゲド、通称ハイタカ(菅原文太)は、ある日、エンラッドの国王(小林薫)である父を刺し、国から逃げている途中だった王子・アレン(岡田准一)と出会う。
アレンは、世界を覆いつつある「影」に怯えていた。 ハイタカと共に旅をすることになったアレンは、美しい港町、ホート・タウンに到着。
しかしその街もかつての輝きを失い、麻薬や人買いが横行していた。そんな街角で人狩りのウサギ(香川照之)の襲撃を受けていた少女・テルー(手嶌葵)を助けようとしたアレンは、ウサギに襲われ囚われの身に。ハイタカは奴隷として売り払われそうになっていたアレンを救出。
そしてハイタカの昔なじみの巫女・テナー(風吹ジュン)の家を訪れたアレンは、テルーと再会する。
テナーの家で畑仕事などを手伝う中で、少しずつ人間らしさを取り戻していくアレン。
そんなアレンにテルーも少しずつ心を開き始めるが、アレンが自ら生み出し彼に付きまとう「影」は彼の心をむしばんでいく。
そんな中ハイタカは、世界の均衡が崩れかけている元凶が魔法使い・クモ(田中裕子)であることを察知。
過去のある出来事からハイタカを恨み続けているクモは、アレンの心の中の「影」を利用してハイタカを倒そうと決意するのだが…!?
キャスト
アレン:岡田准一
テルー:手嶌葵
クモ:田中裕子
ウサギ:香川照之
テナー:風吹ジュン
ハジア売り:内藤剛志
女主人:倍賞美津子
王妃:夏川結衣
国王:小林薫
ハイタカ(ゲド):菅原文太
スタッフ
原作:アーシュラ・K.ル=グウィン「ゲド戦記」(清水真砂子訳・岩波書店刊)
原案:宮崎駿「シュナの旅」(徳間書店刊)(崎はたつさき)
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎吾朗 丹羽圭子
音楽:寺嶋民哉
主題歌:「時の歌」 作詞:新居昭乃 宮崎吾朗 作曲:新居昭乃 保刈久明 編曲:寺嶋民哉 歌唱:手嶌葵
挿入歌:「テルーの唄」 作詞:宮崎吾朗 作曲:谷山浩子 歌唱:手嶌葵
(シングル・アルバム「ゲド戦記歌集」/ヤマハミュージックコミュニケーションズ)
(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
登場キャラクター
アレン(岡田准一)

エンラッドという国の皇子。父である国王を刺し、国から逃げているところハイタカと出会う。そして、ホート・タウンでテルーとの巡り会う。
テルー(手嶌葵)

心を閉ざした少女。人狩りのウサギの襲撃を受けていたとき、アレンに助けられる。
ハイタカ(菅原文太)

多島海世界「アースシー」で起きている異常事態の原因を探って旅を続けていた「大賢人」と呼ばれる魔法使い。本名はゲド。
クモ(田中裕子)
魔法使いで、過去の出来事からハイタカを恨み続けている。世界の均衡が崩れかけている元凶。
ウサギ(香川照之)
港町ホート・タウンでテルーを襲っていた人狩り。その後アレンに襲いかかる。
テナー(風吹ジュン)
ハイタカの昔なじみの巫女。
関連動画
手嶌葵 「テルーの唄(from 10th Anniversary Concert)」
(C)2006 Ursula K. Le Guin/Keiko Niwa/Studio Ghibli, NDHDMT