ドリームワークス・アニメーションによるアニメーション映画を実写化する『ヒックとドラゴン』(原題:How to Train Your Dragon)が、2025年秋に全国公開されることがわかった。発表に伴い、ドラゴンたちに生命が吹き込まれ、ヒックと共にトゥースの飛翔を体感できる特報映像もお披露目された。
『ヒックとドラゴン』は、『シュレック』や『ボス・ベイビー』、『野生の島のロズ』など数々の世界的人気作を生み出してきたドリームワークス・アニメーションが手掛けた、2010年公開のアニメーション映画だ。空前のスケールと圧倒的クオリティで描かれた、バイキングの少年ヒックと彼が出会ったドラゴンのトゥースとの友情と大冒険は、世界中を感動で包み込み夢中にさせた。
その年の「アカデミー賞」2部門(長編アニメーション賞/作曲賞)および「ゴールデングローブ賞」(最優秀長編アニメーション映画賞)にノミネートされ、「アニー賞」では10部門に輝いた。この1作目は全世界興行収入が4億9万ドルを突破する大ヒットを記録し、その後2014年と2019年に続編が公開され全世界で大ヒット、スピンオフもTVシリーズとして配信され大好評を博した。
驚異のドラゴンライド・アドベンチャーを新たに贈りだすこのたびの実写化では、最新のIMAXカメラで撮影された実写映像が圧倒的な没入感をもたらす。本アニメーションシリーズを手掛け続けたディーン・デュボアが監督を務め、『アラジン』の製作総指揮や『ラ・ラ・ランド』、『クルエラ』、『ウィキッド ふたりの魔女』などの製作で知られるマーク・プラットがプロデューサーとして加わった。
バイキング一族の長の息子である主人公のヒックは『ブラック・フォン』で注目を集めた新進気鋭俳優のメイソン・テムズが務め、ヒックの親友であり優れた戦士のアスティは『ダンボ』でスクリーンデビューし、『ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今』への出演も控えるニコ・パーカーが演じる。
さらに、ヒックの父であり最強のバイキングであるストイックには、アニメーションシリーズでも同役の声優を務め『300 <スリーハンドレッド>』などの多数の大作で活躍するジェラルド・バトラーが扮する。陽気な鍛冶屋のゲップは、『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』や『宇宙人ポール』をはじめとするコメディ作品で人気を誇るニック・フロストが担当。ヒックとドラゴンの友情をめぐって新たにはじまる大冒険の脇を固める。
発表に伴いお披露目された特報では、ヒックとドラゴンのトゥースとのすべての始まりとなる出会いが映し出される。自然豊かなこの土地での暮らしをドラゴンと戦うことで守ってきたバイキング一族。ドラゴンを打ち倒すことが彼らの生き方であり、宿敵のドラゴンたちとの戦いが緊迫感を増していく中、ある日ヒックは森の中で傷ついて横たわる一匹のドラゴン・トゥースと出会う。運命的な出会いを皮切りに、彼らは試練を乗り越え確かな友情を育んでいくのだ。
映像では、息をのむスピード感とダイナミックな大飛行で空に駆け出すヒックとトゥース、臨場感あふれるバイキングの大海戦など大迫力の映像美が観る者の心を奪う。ヒックとトゥースの友情は、バイキングとドラゴンの果てなき争いの中でどんな未来を迎えるのだろうか。映画体験の新たな扉をひらく、一人の少年とドラゴンの出会いと絆が紡ぐ大冒険に期待が高まる。
ドリームワークス・アニメーションによるアニメーション映画を実写化する『ヒックとドラゴン』は、2025年秋に全国公開される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
『ヒックとドラゴン』
2025年 秋 全国公開
監督:ディーン・デュボア
製作:マーク・プラット、アダム・シーゲル
出演:メイソン・テムズ、ニコ・パーカー、ジェラルド・バトラー、ニック・フロスト
配給:東宝東和
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