シリーズ累計発行部数380万部突破の異世界王道ファンタジー『勇者パーティを追い出された器用貧乏』がTVアニメ化されることがわかった。発表に伴いティザービジュアルと特報が公開。神戸洋行監督らメインスタッフと、大塚剛央、立花日菜、大西沙織らキャストも発表された。
『勇者パーティを追い出された器用貧乏』は、都神樹が「Kラノベブックス」より刊行中で、ニコニコ漫画「水曜日のシリウス」にてコミカライズも連載中されている、シリーズ累計発行部数が380万部を突破した大逆転の異世界王道ファンタジーだ。
物語は主人公オルン・ドゥーラが、所属している「勇者パーティ」のリーダーであり幼なじみのオリヴァーから実力不足を理由に追放を言い渡されるところから始まる。パーティのために【剣士】から【付与術士】へとコンバートし、独自に開発した魔術で仲間をサポートしてきたオルンにとっては到底、納得のいくものではなかった。
しかし、苦楽を共にしてきたはずの仲間は「器用貧乏」だとバカにし、すでに後任者も決まっていると話す。失意のなか、「勇者パーティ」に別れを告げたオルンは探索者としての決意を新たに、ソロ活動を始める。抜け落ちた記憶、理不尽さへと立ち向かう力。新たなる出会いの数々が、オルンの運命を大きく変えていく。
TVアニメ化の発表に伴い公開されたティザービジュアルは主人公のオルン、そしてその後ろソフィアと彼女の姉のセルマが描かれたもの。剣を片手に凛々しい佇まいが目を惹くオルンは、「器用貧乏」から「万能者」になってみせるという強い決意を感じさせる。
そして、そんなオルンの後ろでほほ笑むソフィアとセルマとの関係性とは。「器用貧乏」と言われ、仲間に裏切られたオルンは「万能者」になれるのか、物語の行方に期待が膨らむ。
さらに、オルンと戦う謎の黒竜も目を引く、これから立ちはだかる困難を予感させる特報もお披露目された。オルンが万能者になるまでの道のりがより一層気になるところだ。

あわせてキャストも発表され、オルン・ドゥーラ役を大塚剛央、ソフィア・クローデル役を立花日菜、セルマ・クローデル役を大西沙織が務めることも明らかになった。スタッフは、神戸洋行監督のもとアニメーション制作をanimation studio42が手掛ける。シリーズ構成には鈴木雅詞、キャラクターデザインには中村直人が名を連ねた。

TVアニメ化にあたり、原作者の都神はコメント、キャラクター原案のきさらぎゆりとコミカライズ担当のよねぞうはイラストを寄せている。TVアニメ『勇者パーティを追い出された器用貧乏』の今後のさらなる続報に注目だ。
<以下、コメント全文掲載>
原作 都神樹
まさか自分の作品がアニメになる日が来るとは思ってもおらず、こうしてコメントを書いて、ようやく少しずつ実感が湧いてきました。
これも、原作小説のイラストを描いてくださったきさらぎゆり先生、コミカライズを担当してくださったよねぞう先生、そして何より応援してくださった読者の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
アニメでオルンたちがどのように動き、物語が紡がれていくのか、今からとても楽しみです!
¥759
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
作品概要
【タイトル】
勇者パーティを追い出された器用貧乏
【スタッフ】
原作:都神樹(講談社「Kラノベブックス」刊)
キャラクター原案:きさらぎゆり
コミカライズ:よねぞう(ニコニコ漫画「水曜日のシリウス」連載)
監督:神戸洋行
シリーズ構成:鈴木雅詞
キャラクターデザイン:中村直人
制作:animation studio42
【キャスト】
オルン・ドゥーラ:大塚剛央
ソフィア・クローデル:立花日菜
セルマ・クローデル:大西沙織
(C)都神樹・講談社/勇者パーティを追い出された製作委員会