声優・井上喜久子が2024年9月25日に還暦（17才）の誕生日を迎えた。自身のX（旧Twitter）にて赤い“ちゃんちゃんこ”ではなく、赤い“メイド服”を着用した写真を投稿。ファンを中心に、SNSで話題になっている。
井上喜久子といえば、『らんま1/2』天道かすみ役でブレイクでしたのち、『ああっ女神さまっ』ベルダンディー役、『ふしぎの海のナディア』エレクトラ役、『しまじろう』しまじろうのお母さん役、『はたらく細胞』マクロファージ役、『宇宙戦艦ヤマト2205』スターシャ・イスカンダル役などを担当してきた。アニメ、ゲーム、洋画吹き替え、ナレーションなど、幅広い分野で欠かせない声優として活躍中だ。
美しく優しい声で、お姉さん役やお母さん役として高い評価を得ており、1990年代の声優ブームをけん引する存在として、雑誌『声優グランプリ』創刊号では表紙を飾るほどの人気を誇った。
以降も第一線を走り続け、近年はクセの強い悪役やおばあさん役でもギャップの魅力を見せている。
そんな井上喜久子が、2024年9月25日で17才の還暦を迎えた。
イベントなどの自己紹介では必ず「井上喜久子、17才です」と言い、それに観客が「おいおい！」と返す流れがお決まりの“永遠の17才”。このたび迎えた誕生日は、大きな節目ともいえる。
本人が自身のXにて「17才は年齢じゃないの、生き様なの」と言いながら投稿した赤い“ちゃんちゃんこ”ではなく、赤い“メイド服”を着用した写真はSNSで大きな話題に。
ファンは「おめでとうございます！」「これからも応援し続けます」「令和版赤いちゃんちゃんこ」「いつまでも可愛いお姉さんでいてください」「誕生日が同じなのを誇りに思います！」などさまざまなお祝いの声を寄せている。
また、井上の熱い生き様への想いに「感動した」「いい言葉すぎる」と感動するファンもたくさん集まった。
井上は過去にも、少女時代からのエピソードや出会ってきた大切なキャラクター、演じることへの真摯な思い、花やコスプレ、大好きなものなど綴ったエッセイ本『井上喜久子17才です「おいおい！」』を刊行。
そこから見える「若く見せるのではなく、若く生きる術」は、老若男女誰もが前向きになれる内容で大きな注目を集めた。
またアニメ！アニメ！ではTVアニメ『はたらく細胞』の放送時期2018年に、井上へインタビューを実施。そのなかでは謎多き“17歳教”についてうかがうのはもちろん、なんと“肌年齢”まで測ったことがある。結果は24歳。まさに“17歳”の教祖にふさわしい結果を出してみせた。
今後も井上の活躍は止まらない。2024年10月5日より日本テレビにて放送される『らんま1/2』の完全新作アニメでも、当時と同じく天道かすみを演じることが決まっている。
これからも永遠の“17才”な井上喜久子の還暦。彼女を愛するファンから、数多の応援の声が届く1日となった。
（C）高橋留美子・小学館／「らんま 1/2」製作委員会
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