6月19日は朗読の日です。
「ろう(6)どく(19)」の語呂合わせが由来の記念日で、NPO法人日本朗読文化協会によって2002年に制定されました。芸術文化としての朗読の普及を目的としており、6月中旬には朗読ボランティアや朗読コンクールなどが行われます。
キャラクターに息を吹き込む声優も朗読を披露することが多い職業です。朗読劇などはもちろん、近年では本を朗読するオーディオブックに触れる機会も増えてきました。アニメとはまた違った魅力を持つ朗読が好きだというファンも多いと思います。
そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“朗読”を聞きたい声優は?」と題した読者アンケートを実施しました。6月8日から6月12日までのアンケート期間中に413人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約75パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代、30代、40代はそれぞれ約15パーセントでした。本記事では男性声優編の結果を発表します。
■朗読劇の出演も多数! 石田彰さんがトップに
第1位
1位は石田彰さん。支持率は約7パーセントでした。
「少年から大人、主人公にラスボス、さらにはおじいさんや女の子まで……。どんな演技もできて、声も素敵です。素晴らしい朗読になると思うから」や「穏やかな声音が耳に心地良くて、就寝時に聴いたらいい夢を見られそう」と、どんなキャラクターでも演じられることや、落ち着いた声が人気を博しています。
「『昭和元禄落語心中』で有楽亭八雲役を担当。10代から70代までの八雲を演じ、それぞれの年代の落語で登場人物まで演じ分ける驚異的なお芝居を見せてくれたので」と落語家という難しい職業を演じ切ったことを理由に挙げる読者もいました。
第2位
2位は宮野真守さん。支持率は約5パーセントでした。
「宮野さんの声が大好きで、聴いているだけで心が落ち着いてきます」や「朗読劇を生で観劇しましたが、登場人物の心の機微を上手くとらえていて、より感情移入することができました」と舞台やミュージカルでも活躍する声優がランクイン。「『文豪ストレイドッグス』では太宰治役を演じているので、異能力の由来になった『人間失格』をはじめ、太宰の名作たちを朗読してほしい!」と小説家から着想を得たキャラクターを担当していることもポイントとなっています。
第3位
3位は中村悠一さん。支持率は約4パーセントでした。
「数々のアニメで印象に残るキャラクターを演じてきた中村悠一さん。声を生で聴くと、思わずゾクゾクしちゃいます」や「お芝居も上手くて、声も大好き。出演する朗読劇は必ず観ているから」と中村さんも朗読劇の出演経験があります。また書籍の朗読もしており、「低めの声も、高めの声も魅力的。落ち着いたトーンの朗読で心が安らかになるから。絵本『おやすみ、ロジャー』は親子で聞いてます」と子どもの寝かしつけにも大活躍だというコメントが寄せられました。
今回のアンケートでは、幅広いキャラクターを演じてきたり、朗読劇への出演経験があったり、ナレーションを務めていたりと、多彩な声色を披露してきた声優陣がランクイン。実際に朗読を聴いたことがあるという読者も目立っていました。
次回は女性キャラクター編の結果を発表します。こちらもお見逃しなく!
■ランキングトップ10
[“朗読”を聞きたい声優は? 男性声優編 2024年版]
1位 石田彰
2位 宮野真守
3位 中村悠一
3位 内山昂輝
5位 神谷浩史
6位 津田健次郎
7位 下野紘
8位 斉藤壮馬
9位 櫻井孝宏
10位 諏訪部順一
(回答期間:2024年6月8日~6月12日)
次ページ:ランキング20位まで公開
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。