6月16日は無重力の日です。
「む(6)じゅう(10)りょく(6)」の語呂合せが由来であり、地下無重力実験センターが存在していた北海道上砂川町によって制定された記念日です。
私たちが普段暮らす中で重力を意識することは少ないと思いますが、アニメでは重力にまつわるキャラクターが複数存在します。重力を自由にコントロールできたり、重力に逆らって空中に浮かんでいたり、どんな重力にも耐えることができたりと、ビジュアル面も映えるキャラが揃っています。そんな中で最も人気を集めるのは一体誰なのでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では「“重力”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。6月4日から6月8日までのアンケート期間中に1930人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約60パーセント、無回答が約15パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
目次
■重力キャラ=強キャラ? 実力者たちが勢揃い
第1位
1位は『文豪ストレイドッグス』の中原中也。支持率は約52パーセントで、3年連続トップとなりました。
「中也の異能『汚れつちまつた悲しみに』による重力操作は作中でも屈指の強さを誇ります。“装填、重力操作”と言って撃たれた銃弾をコントロールしたり、“重力に潰されてみるか?”と凄んで見せたりと、セリフも洒落ていてカッコイイ!」や「汚濁という覚醒状態になると体がコントロールできなくなり、力尽きて死ぬまで暴れてしまう。そんなリスクを冒しても大切なものを守る信念が純粋にすごいと思いました」、「重力という物理法則は彼のために存在していると言っても過言ではない!!」とポートマフィアの五大幹部がランクイン。
「異能力で敵を倒したり啖呵を切るシーンは素敵だけど、元相棒の太宰治にからかわれて掌で踊らされるシーンでは、意外な可愛さが見え隠れ。だけど犬猿の仲である太宰がいないと汚濁を発動できないところが二人の切っても切れない間柄を表しているようです」とかつての相棒との掛け合いも見どころです。
第2位
2位は『マッシュル-MASHLE-』のランス・クラウン。支持率は約15パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
「ランスの固有魔法であるグラビオルが重力系の魔法だから。妹のアンナへの愛情が重すぎるという意味でも重力キャラに相応しい!」や「重力魔法のクラウン家出身のエリート魔法使い。周りから一目置かれる存在ですが、実は大好きな妹のために強くなった努力の人です。妹が最も大事だと言いながら、仲間のこともきちんと気にかけているところが世話焼きな彼らしい」と能力はもちろん妹愛も重いお兄ちゃんです。『マッシュル-MASHLE-』は2024年に第2期がオンエア。続編の制作も決まり、今後の展開にも期待が膨らみます。
第3位
3位は『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子。支持率は約14パーセントで、昨年の2位から一つ順位を下げました。
「お茶子ちゃんの個性は触れた物を浮かすことができる無重力(ゼログラビティ)。重力という圧倒的な能力を持っているのが、おっとりとした性格のお茶子ちゃんであることにギャップを感じていましたが、今ではとてもカッコイイヒーローに育ってくれましたね」や「重力(Gravity)のGを取って、名字の麗日(うらび)と組み合わせたウラビティというヒーローネームが、重力をなくせる能力にピッタリ!」とネーミングセンスにも絶賛の声が。「第137話の『未成年の主張』ではデクを救うため、自分の体を浮かせて高い場所から大勢の人たちに呼びかけていました」とバトル以外のシーンも印象的です。8月2日公開の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』ではどのような活躍を見せるのでしょうか。
■そのほかのコメントをご紹介!
『TIGER & BUNNY』ライアン・ゴールドスミスには「劇場版で初登場したヒーローで、“どっどーん!”という特徴的な掛け声とともに、目の前のエリアの重力が重くなります。最初は主人公たちのお株を奪うライバルかと思いましたが……。続編の『2』にも登場して意外な一面を見せてくれました」。
『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ポップには「『ダイの大冒険』オリジナルの重圧呪文・ベタンが使えて、重力で敵を押しつぶしていたから。呪文がゲームに逆輸入されたことも理由」。
『ソードアート・オンライン』オベイロンには「恋人同士のキリトとアスナに横恋慕するフェアリィ・ダンス編のラスボス。第24話では重力魔法でキリトの自由を奪い、目の前でアスナに狼藉を働こうとするシーンがあり、その悪辣さに震えました」。
『ハイキュー!!』孤爪研磨には「“重力が無ければボールは落ちて来ない”など、試合に疲れすぎて重力にムカついているシーンが面白かった」と現在公開中の『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』のメインキャラにも投票がありました。
2024年版ではトップ3の顔触れは変わらない結果に。バトルアニメのキャラが多く、地球上ならどこにでも存在する重力を扱うためか、作中でも高い戦闘力を誇る面々が揃っています。
次ページのトップ20もお見逃しなく!
■ランキングトップ10
[“重力”キャラといえば? 2024年版]
1位 中原中也 『文豪ストレイドッグス』
2位 ランス・クラウン 『マッシュル-MASHLE-』
3位 麗日お茶子 『僕のヒーローアカデミア』
4位 藤虎(イッショウ) 『ワンピース』
5位 ブラゴ 『金色のガッシュベル!!』
6位 広瀬康一 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
7位 シキ・グランベル 『EDENS ZERO』
8位 孤爪研磨 『ハイキュー!!』
8位 サンズ 『Undertale』
10位 エンリコ・プッチ 『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』
(回答期間:2024年6月4日~6月8日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。