HoYoverse
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会場入り口入ってすぐの絶好のポジションをキープしていた、HoYoverseブースは大盛況でした。ゲーム試遊、グッズ販売、サプライズで現地のコスプレイヤーを起用した撮影会など色々と仕掛けていました。
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ローカライズされた日本食がズラリと並ぶフードエリア
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会場内のフードエリアは、日本食の出店がズラリ。明太子やチキン、牛丼、寿司など日本の人気ジャンルを扱いつつも、味付けは東南アジアの方に向けて改良してありました。特にテーブルや椅子は用意されていませんでしたが、邪魔にならなければ会場内のどこで食べていても注意されない様子でした。あと、コンビニエンスストアと比べると、フードエリアの食品は価格が安かったです。
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しょこらさんは明太チキン丼、明太卵焼きを注文。明太卵焼きはそこまで日本との味の違いはなかったのですが、明太チキン丼は日本人がイメージする味付けとは異なっていました。
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しょこらさん曰く、「美味しいですけど、チキンカツの味付けというよりは、フライドチキンを乗せた感じですね」とのこと。辛味のソースの下には甘いソースがあり、味の複雑さを感じたようです。チキンカツのイメージを持たないほうが、違和感なく美味しく食べられそうですね。
東南アジアではコスプレイヤーの人気が高い
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東南アジアはアニメやゲームなどコンテンツへのファンの熱量が高いのはもちろんですが、コスプレイヤーの人気も非常に高い地域です。いまやポップカルチャーイベントの開催において、コスプレイヤーの存在は不可欠といっても過言ではないでしょう。同イベントでも多数のゲストコスプレイヤーが招待されただけでなく、クリエイターが出展するサークルエリアでは一番目立つ場所にコスプレイヤーのサークルスペースが用意されていました。
その数は2022年から倍近くとなる26ブース。コスプレイヤーが出展するためには主催による選考があり、まさに選りすぐりの東南アジア、台湾のコスプレイヤーがサークル出展していました。残念ながらまだ日本や韓国からの出展者はありませんが、日本や韓国のコスプレイヤーの一般参加者ももちらほら見つけました。それだけ、コスプレイヤーにとっても注目度が高いイベントになったという証左でしょう。
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コスプレ撮影可能なエリアはホールの外にありましたが、来場者数がとにかく多すぎて待機列が終始途切れず、2022年と比べると大幅にエリアは縮小されていました。ホールに入場しなくても撮影できるため、入場チケットを買わないで撮影だけをしに来る人もいます。カメラマンは中華系が非常に多く、早い時間から場所を占拠して、一般参加のコスプレイヤーを呼び込んで撮影する姿が見られました。日本と違って一カ所を占拠していても注意されることはないようですね。シンガポールのコスプレ文化やコスプレ撮影エリアについては、別記事で解説する予定ですが、一言で表せば「戦場」でした。陣地を設営できなかったら、良い写真を撮るのは諦めたほうがいい気がするほど過酷な環境です。
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ちなみに、しょこらさんが会場を歩いていると、頻繁に声をかけられるシーンに遭遇しました。東南アジアではコスプレイヤーに2ショット撮影をお願いする文化があるのですが、それだけでなく、「しょこらさんですか?」と声をかけるインドネシアのファンも多数いました。話を聞くと、インドネシアの『原神』コミュニティーでは、「このキャラはこの人がコスプレしたら似合う!」といった議論がされており、そこでしょこらさんの名前が話題にあがっているとのこと。マレーシアのイベンターともお会いしたのですが、「Instagramを運用しているコスプレイヤーは、東南アジアのフォロワーが占める割合は非常に高い」と話していました。すでに東南アジアでも知られていたしょこらさん、来年はサークル出展を視野に入れていいのでは?