年末年始にイッキ見したいアニメは？ 3位「進撃の巨人」、2位「銀魂」、1位は…「イッキ見した方が世界観を楽しめる」

2023年も残りわずかとなりました。
もう間もなく年末年始がやってきます。アニメ！アニメ！の読者の中には、年末年始の休暇を使ってイッキ見したいアニメがあるという読者も多いのではないでしょうか。

今年放送されたけれど見逃していた話題作や、新作に向けてもう一度復習しておきたい人気作、なかなか全話を見返すのが難しい長期シリーズなど、さまざまなタイトルが思い浮かびます。

そこでアニメ！アニメ！では「年末年始にイッキ見したいアニメは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。11月25日から12月2日までのアンケート期間中に129人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約65パーセント、無回答が約10パーセントで女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■2023年に新作が放送・公開されたタイトルが上位に！

第1位

1位は『文豪ストレイドッグス』。支持率は約12パーセントで、昨年の2位からランクアップしました。

『文豪ストレイドッグス』第5シーズン（C）朝霧カフカ・春河35/ＫＡＤＯＫＡＷＡ/文豪ストレイドッグス製作委員会

『文豪ストレイドッグス』は実在の文豪と同じ名を持つ異能力者たちが活躍するバトルアクション。「ヤングエース」連載のマンガが原作で、2016年にTVアニメの放送がスタート。2023年には第4シーズンと第5シーズンがオンエアされました。
読者からは「待望の新シリーズを見て改めて作品に引きこまれました。また一から物語を振り返りたいです！」や「すでに60話以上が制作されていて映画もあるので、イッキ見した方が世界観を楽しめるし、ストーリーもわかりやすくなると思いました」といったコメントがあり、今年放送された新シリーズがきっかけで多くの票を集めています。

第2位

2位は『銀魂』。支持率は約10パーセントで、昨年のトップから一つ順位を下げました。

映画『銀魂 THE FINAL』ポスタービジュアル（C）空知英秋／劇場版銀魂製作委員会

『銀魂』は江戸を舞台に何でも屋を営む坂田銀時を主人公にしたSF時代劇。こちらは「週刊少年ジャンプ」で連載のマンガが原作で、2006年にTVアニメが始まりました。
「キャラクターたちが年末年始を過ごすエピソードがあったり、コタツに入りながらバンク映像を使い回して会話をするエピソードがあったりと、季節感を味わいながら楽しめそうだから」や「『3年Z組銀八先生』のアニメ化が決まったから復習も兼ねて……」とスピンオフの制作が発表されるなど、今年動きのあったタイトルです。
また「最近初めて『銀魂』のアニメを見てハマりました。私が生まれる前から作品があったと思うと感慨深く、連載開始から20年という節目の時期にファンになれたことが嬉しかったです。個性豊かなキャラクターたちの生き様と魂を、胸に刻んで信念を迎えたいです」と新たな世代からの票もありました。

第3位

3位は『進撃の巨人』。2位とはわずか1票差で、昨年の同率8位からトップ3に入りました。

「『進撃の巨人』The Final Season完結編（後編）」（C）諫山創・講談社／「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

『進撃の巨人』は巨人によって支配された世界を変えるために戦う人類たちを描いたアクション。原作は「別冊少年マガジン」連載された人気コミックで、2013年にTVアニメ化されました。
本作は今年11月に物語のフィナーレとなる「The Final Season 完結編（後編）がオンエアされたばかり。「最終回を見終えてから『進撃』ロスがずっと続いています。シーズン1の巨人と戦っていた時期や、物語の謎が次第に明らかになっていく中盤以降など、エレンの歩みをまた見たくなりました」や「立体機動装置を駆使した空中戦を初めて見たときの感動は忘れられません。年の最後にイッキ見したいと思います」と10年・全94話に及んだアニメの歴史を振り返りたいというファンが目立ちました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『夏目友人帳』には「今年第7期の制作が決定したので、新作に向けてもう一度見直したいです。冬の寒い日には心がポカポカと暖かくなる『夏目友人帳』がよく合います！」。
『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』には「2023年は『【推しの子】』が話題になりましたが、同じ原作者の赤坂アカ先生作品繋がりで『かぐや様』をオススメします。好きになったほうが負けという新感覚頭脳戦ラブコメ。40話以上アニメ化されていてエピソードもたくさんありますよ」。

『ゴールデンカムイ』には「来年1月に実写映画版が公開されるので、これまでのアニメを見返しておくと、より楽しめるのではないかと思いました」。
『ゲゲゲの鬼太郎』には「最新作『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』で目玉おやじの鬼太郎を思う心に感動しました。リアルタイムで視聴していたのは3期からなので、改めて6期までを通しで見たい」と映画がヒット中の人気シリーズにも投票がありました。