秋アニメ「薬屋のひとりごと」猫猫が自分の死について考える…XAIの挿入歌にもビックリ! 第9話 | アニメ!アニメ!

秋アニメ「薬屋のひとりごと」猫猫が自分の死について考える…XAIの挿入歌にもビックリ! 第9話

TVアニメ『薬屋のひとりごと』の第9話では、ある武官の訃報を知らされた猫猫が死因を推理するのですが……。

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『薬屋のひとりごと』第9話「自殺か他殺か」 先行場面カット(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
『薬屋のひとりごと』第9話「自殺か他殺か」 先行場面カット(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会 全 7 枚 拡大写真

TVアニメ『薬屋のひとりごと』の第9話「自殺か他殺か」が2023年12月2日深夜に放送されました。ある武官の訃報を知らされた猫猫(マオマオ)は、武官の食生活と深酒の理由から死因を推理するのですが……。

日向夏さんが小説投稿サイト「小説家になろう」で発表以降、書籍化はもちろん、コミカライズが月刊「サンデーGX」、月刊「ビッグガンガン」の2誌で展開される人気作となった『薬屋のひとりごと』がTVアニメとなって2023年10月21日深夜よりスタートしました。

とある大国の、国の帝の妃たちが住む後宮で下働中の少女・猫猫。かつて花街で薬師をやっていた猫猫は、後宮では「毒味役」として宦官の壬氏(ジンシ)に仕事を押し付けられながらも様々な問題を解決していきます。人間には興味がないけれど、好奇心と正義感が強い毒好き娘の謎解きエンターテインメントとして初回放送時からトレンド入りで毎回話題に!

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。


『薬屋のひとりごと』キービジュアル♪

第9話の放送前に、『薬屋のひとりごと』の音楽を手がける神前暁さんがちょうど1年前に録音作業をしていたことを投稿して振り返っていました。

「シドニー Trackdown Studiosで『薬屋のひとりごと』劇伴(BGM)のストリングスパートを録音しました。演奏もサウンドも、あと食事もどれも最高でした」

ストーリーに合わせて流れる緊張感ある楽曲やコミカルな楽曲など、さまざまな音楽も本作の魅力の一つですが、実はオーストラリアで録音されていたのですね!

音楽は神前さんとKevin Penkinさん、桶狭間ありささんによって生み出されています。3名体制、海外録音と音楽面でも力が入っている作品です。

それに反応して、原作の日向夏さんも「音楽素晴らしいんで、ほんとに」と絶賛しています。音楽といえば、第9話ではBパートでいきなり挿入歌が流れたことに驚いたファンも多かったようです。

XAIさんの挿入歌にビックリした第9話

Bパートで起きた自殺か他殺かわからない事件について、猫猫が「人はいつ死ぬか分かりません」と壬氏に語る印象的なシーンで流れた挿入歌。歌っていたのは、XAIさんでした。事前情報はなかったため、SNSでは「ビックリしました!」というファンの声が多く上がっていました。

挿入歌のタイトルは「明日を訪ねて」。作詞もXAIさんが担当し、作曲・編曲は神前さんによるものです。

「リアタイ、緊張した…」とXAIさん。フルで聴きたい方はサブスクの配信でチェックしてみてください!

桶狭間さんも「初めてこの曲を聴いた時鳥肌が立ちました・・・」と投稿。ちなみに桶狭間さんは第3話で流れた大原ゆい子さんによる挿入歌「想風」を担当しています。

月刊「ビッグガンガン」版コミカライズで構成を担当する七緒一綺さんも「もう9話!?あっという間ですね。今回の挿入歌、めちゃめちゃ痺れました」とポストしていました。

もう第9話ですが、『薬屋のひとりごと』は2クール構成で第24話までありますからまだまだ楽しめます。

やぶ医者も登場します☆

各話ごとにテーマが決められる本作ですが、長沼範裕監督によると今回のテーマは「赤」だそうです。

「生と死、死生観、身分をテーマに6話ラストの赤い夕景のシーンから7、8、9話と死を連想するシーンには赤を印象的に使用しています」

たしかに過去回を振り返っても、その時は色調に変化がありました。

第9話では、猫猫が酒を飲むシーンもあります。日向さんによると「猫猫はこの世界設定では成人しておりますので。 ええ、元服は十五くらいでしょうか」とのこと。ここ大事ですね。

飲み過ぎです

また、Aパートの武官の死につながったと思われる酒に溶け込んだ塩の量ですが、塩の致死量は「0.5~5.0g/体重1kgあたり」なんだとか……。

酒の飲み過ぎ、塩の摂りすぎには注意したいものですね。

『薬屋のひとりごと』第9話は12月2日深夜より日本テレビ系で順次放送。各配信サイトでも順次配信します。次回、第10話のタイトルは「蜂蜜」です。

日向さんの予告では「この回の壬氏は小説十四巻含めて一番アレな雰囲気が最大瞬間風速なので、ここを越えられたら他の壬氏は大体許せます」と。壬氏のアレな雰囲気が最大瞬間風速!? ゲスト声優さんも気になりますね!


【放送情報】
毎週土曜日24:55より日本テレビ系にて全国放送中(地域で放送時間・日時の変更あり)
放送終了後、ABEMAほか各種配信サイトでも順次配信

【スタッフ】
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
キャラクター原案:しのとうこ
監督・シリーズ構成:長沼範裕
副監督:筆坂明規
キャラクターデザイン:中谷友紀子
色彩設計:相田美里
美術監督:高尾克己(※高ははしごだか)
CGIディレクター:永井有
撮影監督:石黒瑠美
編集:今井大介
音響監督:はたしょう二
音楽:神前暁・Kevin Penkin・桶狭間ありさ
オープニングテーマ:緑黄色社会『花になって』
エンディングテーマ:アイナ・ジ・エンド『アイコトバ』
アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM
製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会

【キャスト】
猫猫:悠木碧
壬氏:大塚剛央
高順:小西克幸
玉葉妃:種崎敦美(※崎はたつさき)
梨花妃:石川由依
里樹妃:木野日菜
阿多妃:甲斐田裕子
梅梅:潘めぐみ
白鈴:小清水亜美
女華:七海ひろき
やり手婆:斉藤貴美子
羅門:家中宏
李白:赤羽根健治
小蘭:久野美咲
やぶ医者:かぬか光明
ナレーション:島本須美

(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

《hidegomi》

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