『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』35ミリフィルムで1週間限定上映 | アニメ!アニメ!

『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』35ミリフィルムで1週間限定上映

東京・渋谷区にある映画館「ユーロスペース」では、『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』を8月11日(金・祝)から1週間限定で上映する。

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「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」©さくらももこ/(株)さくらプロダクション・日本アニメーション 1992
「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」©さくらももこ/(株)さくらプロダクション・日本アニメーション 1992 全 2 枚 拡大写真

東京・渋谷区にある映画館「ユーロスペース」では、『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』を8月11日(金・祝)から1週間限定で上映。この度、上映時間が連日15:30からとなることが決定した。

学校で「めんこい仔馬」という歌を習ったまる子ことさくらももこは、それを図工の時間の絵のテーマにするがどのように描いたらいいか分からなかった。ある日、静岡の祖母の家近くで絵描きのお姉さんに出会い、「めんこい仔馬」は、実は戦争で馬と少年が別れなければならない悲しい歌なのだと3番の歌詞まで教えてもらい――。

1992年に劇場初公開され、VHSとレーザーディスクがリリースされていたものの廃盤となり、長い間幻の作品となっていた本作。劇場公開30周年を記念して昨年、Blu-ray&レンタルDVD化が実現し、現在は「Netflix」で配信もされ作品への再評価が高まっている。

そんな中今回、本作が35ミリフィルムで上映される。見どころのひとつは、音楽パートのファンタジックでエキセントリックな映像。原作者・さくらももこが実際に愛聴していたという“わたしの好きな歌”たちを、スクリーンから踊り出るようなアニメーションと一緒に楽しめる。

まる子と絵描きのお姉さんとの心温まる交流、お馴染みのクラスメートたちや家族とのゆかいな日常、そして、「めんこい仔馬」(1940年/作詞:サトーハチロー 作曲:仁木他喜雄/陸軍省選定)を通し、戦争による別れの悲しさを痛切に伝えている。

監督は須田裕美子と芝山努、作画には湯浅政明が参加、脚本はさくらさん自らが書き上げている。

なお座席指定券は、鑑賞日の3日前からユーロスペース公式サイトと劇場受付で販売される。

『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』は8月11日(金・祝)~17日(木)まで連日15時30分~ユーロスペースにて上映。


《シネマカフェ編集部》

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